2013/06/03
FUNKY MONKEY BABYSが、6月1日と2日に東京ドームでラストライブ【おまえ達との道 FINAL ~in 東京ドーム~】を開催。笑いあり涙ありのステージで観客を感動と興奮の渦に巻き込んだ。
寝坊したDJケミカルが、ダッシュで東京ドームへ向かうという内容のVTRで幕を開けた2日目の公演。「全てを捨てて楽しめー! 八王子のFUNKY MONKEY BABYSだー!」という彼の叫び声と共にMC2人も登場すると、ファンモンのテーマソング「WE ARE FUNKY MONKEY BABYS」でライブはスタート。ファンキー加藤の「音楽人生をかけてあなた達へ捧げます!」という言葉通り、全身全霊のパフォーマンスで人気曲の数々を畳み掛けていく。
途中、MC2人が会場を周遊し、ケミカルは気球に乗って客席へボールを投げ込むなど、BABYS(ファンの総称)との交流を楽しむ一幕も。そのままサブステージでバラードナンバーをしっとりと歌唱すると、今度は再びメインステージへ移動して「LIFE IS A PARTY」などのアッパーチューンを連発。MCでは3人の出会いから現在までを振り返り、「苦しい思いも沢山しました。ファンモンを終わりにしようと思ったこともありました。そんなときに背中を押してくれたのはBABYSでした」と、ファンへの感謝の想いを綴ったラストシングル曲「ありがとう」で多くの涙を誘った。
また、アンコールではメンバーそれぞれが想いを口に。(以下の通り)
モン吉:「この10年、けっこう必死で走り抜けてきました。思い返せば早かったです。うーん…そうだなぁ………まじで楽しかったっす! ちなみに、ターンテーブルを使ったミュージシャンが東京ドームでライブをするのは初だそうです! これもみなさんのおかげです!」
DJケミカル:「今日、午前中に起きてホテルのカーテンを開けたら目の前が東京ドームで、まだ早い時間だったのに大勢のベイビーズが並んでいたんです。後で聞いたら1万人程いたらしくて。僕はもう申し訳ないなと思って、窓辺からケツを出していたんですけど、見えた人いますか(笑)?」「今日は奇跡的なライブができたと思います。今までで一番と言ってもいいくらい、楽しかったです。10年間ありがとうございました。ありがとう、ベイビーズ~! ありがとう、スタッフ~! ありがとう、メンバー~!」
ファンキー加藤:「ベイビーズと共に歩んできた日々は幸せでした。俺たちだけではきっと諦めていたと思います。みんながいたから、この音楽人生、幸せだらけでした。幸せしかなかったです」「今日は悲しいだけの卒業式ではなくて、新しい人生への入学式です。僕ら別に死ぬわけじゃないですから。同じ空の下で生きていきましょう。また、どこかでお会いしましょう」
そして、一番もがき苦しんでいたときの楽曲だという「そのまんま東へ」や「西日と影法師」を歌唱。「みんなの心の中にファンモンの音楽を奏で続けてください! そしたら僕らは永久に不滅ですから!」と力強く語りかけ、堅い握手を交わし合った3人は観客と共に“WE ARE FUNKY MONKEY BABYS!”と叫び、10年間の活動に終止符を打った。
◎【おまえ達との道 FINAL ~in 東京ドーム~】
6月2日(日)東京ドーム
セットリスト:
01.WE ARE FUNKY MONKEY BABYS
02.アワービート
03.ナツミ
04.希望の唄
05.恋の片道切符
06.明日へ
07.夢で逢えたら~I'm feelin' you~
08.告白
09.夏の終わりに
10.大切
11.Lovin' Life
12.LIFE IS A PARTY
13.ガムシャラBOY
14.メロディーライン
15.涙
16.ありがとう
17.あとひとつ
18.サヨナラじゃない
19.ALWAYS
20.ちっぽけな勇気
21.悲しみなんて笑い飛ばせ
En1.太陽おどり~新八王子音頭~
En2.ヒーロー
En3.そのまんま東へ
En4.西日と影法師
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