2023/07/22
8月11日より日本公開の映画『バービー』で特に重要となる楽曲を4つ紹介する。
マーク・ロンソンと本作の監督であり脚本も務めたグレタ・ガーウィグが手掛けるサントラには、チャーリーXCX、リゾ、ニッキー・ミナージュ、FIFTY FIFTY、ドミニク・ファイク、ゲイル、エイバ・マックス、カロルG、カリード、ザ・キッド・ラロイ、アイス・スパイス、ピンクパンサレスなどが参加する。豪華なラインナップの中にはライアン・ゴズリングの名前も。サウンドトラック『バービー・ザ・アルバム』のリリースが発表されると、SNS上では「バービーのサントラ参加したアーティストが豪華すぎる」「サントラの曲全部良すぎるのでバービーの映画見たい」といった声が寄せられた。
★バービーは「幼少期のすべて」
ビリー・アイリッシュが書き下ろした「What Was I Made For?」
「バッド・ガイ」で【第62回グラミー賞】の<年間最優秀楽曲>や<最優秀新人賞>など計5部門を史上最年少18歳で受賞し、【グラミー賞】を2年連続受賞したビリー・アイリッシュは、バービーは「幼少期のすべて」だという。サウンドトラックの参加アーティスト第一弾が発表された際には未発表だったが、ビリーがインスタグラムで参加を表明するとSNS上では瞬く間に注目の的になった。
ビリーが監督したミュージック・ビデオでは、バービー人形用の洋服を箱から取り出すビリーの姿が。強い風が吹き始め、箱から取り出したばかりの洋服が飛び、雨も降り出すという、どこか寂し気な雰囲気が漂う。ビリーは「監督がいくつか映画のシーンを見せてくれて、次の日には書き始め、話し続け、夜にはほぼ全てを書き終えていました」と、楽曲製作秘話を明かしている。
★マーメイド・バービーとして映画にも登場
デュア・リパ「Dance The Night」
スパンコールのジャンプスーツの“ディスコスタイル”のバービー(マーゴット・ロビー)が他のバービーやケンたちと楽しむダンスパーティーを盛り上げるのが、【グラミー賞】3部門受賞のデュア・リパが歌う「Dance The Night」だ。とっておきのダンス・ミュージックとして披露されるこの曲は、バービーが暮らす完璧で夢のような毎日が続くバービーランドを象徴するような明るいポップソング。ワールドプレミアに参加したデュアは、スパンコールが光るフィッシュネットのドレスで登場し、マーメイドを意識した姿が話題を呼んだ。
★ニッキー・ミナージュとアイス・スパイスが再共演
「Barbie World (with Aqua)」
コラボシングル「Princess Diana」以来の共演ソング「Barbie World」は、タイトルに「with Aqua」とある通り、1997年にアクアが発表した大ヒット曲「愛しのバービー・ガール」をベースとした楽曲だ。「バービー・ドリームズ」「バービー・ティングズ」など、過去にバービーの名が付く楽曲を発表してきたニッキー・ミナージュは、「Barbie World」のMVでバービーのように様々な衣装と髪型で歌っている。「ピンクベルベットのように、大胆に挑戦する準備ができた」「全てのバービーは美しい」と歌う歌詞にも注目だ。
★ライアン・ゴズリングが踊って涙を流す
バービーへの想いを歌った「I’m Just Ken」
ライアン・ゴズリング演じるケンが歌う「I’m Just Ken」は、予告映像(ただのケンver.)でその一部が公開されると、SNS上で話題に。寂し気な表情を浮かべるケンが「何を頑張っても いつも二番手 誰も僕を認めない」と歌い、“バービーとケン”といつもセットにされる苦悩を上半身裸で歌い上げている。プロデューサーのマーク・ロンソンとアンドリュー・ワイアットは、ケンのためにこの曲を書いたという。
監督のグレタ・ガーウィグは「本当に最高でした。聴いたときに思わず涙が流れたバラードもあって、劇中曲も作曲してくれた2人はそのメロディーをいくつかのシーンに織り込んでいました」とコメント。ライアンがその歌声に込めたケンの苦悩とは? そしてバービーと一緒に人間の世界に向かったケンが出会いを通して気付いていく大切なものとは?
◎公開情報
『バービー』
2023年8月11日(金)より全国公開
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ
キャスト:マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、シム・リウ、デュア・リパ、ヘレン・ミレンほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C) 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
◎リリース情報
『バービー・ザ・アルバム』
2023/7/26 RELEASE
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