2013/05/29
1980年代に活躍したガールズバンド、ゴーゴーズの元ベーシストであるキャシー・バレンタインが、バンドにおける彼女の分け前をメンバー達が奪おうと企てたとし、4人の元バンドメイトを訴えたことが明らかになった。
ロサンゼルス上位裁判所に提出された訴状によると、バレンタインは同バンドのビジネスについて管理権限を持つ事業体“Ladyhead LLC”および“Smith-Pocket Industries, Inc”における5人のメンバーのひとりとして、収益の20%を得る権利があるとしている。
同訴状では、ゴーゴーズのメンバーであるベリンダ・カーライル、ジェーン・ウィードリン、シャーロット・キャフィー、ジーナ・ショックが、“バンド名、ブランド、商標のライセンス”を管理する“Ladyhead”にて大きな支配力を利用する目的で新たな法人“GoGoCo Corp”をつくり、バンド収益における原告の分け前を少なくしたと主張。また、バンドが計画していた2013年のツアーからバレンタインを排除するために、被告人らがこの計画を実行したとも加えている。
これらの動きはバレンタインのバンドにおける20%の分け前を2%にまで減らし、正確な金額は“裁判で証明される”とするものの、100万ドル(約1億円)相当以上の損失をあたえるとしている。
バレンタインはゴーゴーズに30年以上に渡り在籍し、「ヘッド・オーバー・ヒールズ」や「ザ・ホール・ワールド・ロスト・イッツ・ヘッド」などのヒットに貢献してきた。同バンドは今年3月、“和解し難い不和”のため彼女と別々の道を歩むことを発表していた。
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