ビルボードジャパンが注目の女性アーティストのトピックをお届けする【WIM Weekly Select】。今週はeill、CHAI、Charisma.comの3組を紹介する。

■eill「happy ending」
　デビュー5周年を迎えたeillが贈る最新曲は、苦くて甘い、至高のラブバラード。別れに向かうカップルの複雑な心情を、時に切なく、時にロマンチックに表現する。本楽曲はかつて恋人だった5組の元カップルたちが、過去の恋と新たな出会いの間で揺れ動く姿に迫る恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』の主題歌に起用されており、エピソードが進むにつれ主題歌である本楽曲の響き方がどう変わってくるか楽しみだ。

■CHAI「PARA PARA」
　CHAIがニューアルバムのリリース発表とともに新曲「PARA PARA」をドロップ。一聴してみると「パラパラなのになぜディスコ？」と思うかもしれないが、CHAI曰く“あなたにとっての2stepダンス”をPARA PARAと呼ぶとのこと。15日に公開されたミュージック・ビデオは、80年代を想起させるファッションと踊りを楽しむメンバーの姿が癖になる。本楽曲が収録されるニューアルバム『CHAI』は9月22日リリース予定で、さらに今秋には北米・メキシコ・ヨーロッパを巡るワールドツアーが開催される。

■Charisma.com「ローガイズ」
　MC・いつかによるソロプロジェクト＝Charisma.comが、5年ぶりとなるEP『MOBSTRONG』のリリースを発表。7月12日の配信スタートに先がけ、収録曲「ローガイズ」が6月14日より先行配信された。客演には弓木英梨乃（ex.KIRINJI）がギターと歌唱で参加。いつかのキレッキレなリリックと共鳴し合うような歪んだギターサウンドに、テンションぶち上がること間違いなし。

＜ビルボード・ジャパン・ウィメン・イン・ミュージックとは＞
米ビルボードが2007年から主催する、音楽業界に多大に貢献し、その活動を通じて女性たちをエンパワーメントしたアーティストを表彰する【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】の日本版。Billboard JAPANでは、2022年より独自の観点から“音楽業界における女性”をフィーチャーした企画を発足し、ライブイベントやインタビュー連載、トークセッションを展開している。
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