2023/06/16
【NEMOPHILA Zepp Tour~二兎を追うものは二兎を得る~】と題された2回目となるNEMOPHILAの対バンツアーは、5月31日のZepp Fukuokaを皮切りに6月2日の名古屋、6月9日の大阪を経て6月15日にKT Zepp Yokohamaでファイナルを迎えた。そのツアーファイナルの公式ライブレポートが到着した。
最終日の対バン相手は恐れ多くも悪魔から与えれた天賦の歌唱力の持ち主デーモン閣下。そして閣下の重責あるバックはNEMOPHILAのメンバーが務めた。
一夜限りのスペシャルセッションはゴジラSEからスタート。オーディエンスの視線は否が応でもステージに注がれる中、颯爽と登場しハイトーンボイス&シャウトを発する閣下に対し、幾許かの緊張感とリスペクトの中確実にサポートに徹しようとしているNEMOPHILAの4人。1曲目は「魔王」。
最初のMCで閣下は「このグループはデモフィラと言う!今日が初演。後ろにいるのは魔王の娘たち!踊りと遊戯を教えてくれるぞー!」とコメント。SAKI・葉月・ハラグチサンサン・むらたたむ、4人それぞれがミュージシャンとしてプレイヤーとして1曲1曲、音の一粒一粒を噛み締めて演奏してる姿が微笑ましくも映る。
2回目のMCでは「ライブは一期一会、今日は彼女達の別の魅力も見てくれ」と会場を煽り、ライブは終盤戦に向かった。NEMOPHILAの4人は魔王の娘として全8曲を、叙情的にエネルギッシュに華やかに完奏した。
満を持して登場したmayuは頭から全開で「OIRAN」歌い上げる。テクニカルでスリリングなギターバトルで煌びやかで華やかに攻めるSAKIと葉月。ライザーの上で力強く、巧みなビートでグルーヴ刻むむらたたむ。バンドのボトムでありながら主演ばりの存在感示すベースのハラグチサン。
ロックというカテゴリーにとらわれない幅の広さ、洋邦様々なエッセンスをアクセントに用いるNEMOPHILAは今夜も輝きを放ち、拳を突き上げクラップが鳴り響く「雷霆-RAITEI-」で会場との一体感はさらに加速する。
アンコールではデーモン閣下が意表をついた「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ(閣下バージョン)」で<NEMOPHILA大好き、メンバー大好き>と替え歌を披露。mayuの登場後に閣下もステージ上に現れ「1999SECRET OBJECT」をNEMOPHILAと共演。
5月にデジタルリリースした「Night Flight」、聖飢魔IIのカバー「呪いのシャ・ナ・ナ・ナ(NEMOPHILA バージョン)」などアンコールを含め全16曲、閣下への感謝を言葉にし、「REVEIVE」で感動的な余韻を残してメンバーはステージを後にした。
◎公演情報
【NEMOPHILA Zepp Tour~二兎を追うものは二兎を得る~】
2023年6月15日(木)神奈川・KT Zepp Yokohama
<セットリスト>
■デーモン閣下
M1.魔王
M2.NEO
M3.ゴールはみえた
-MC-
M4.砂漠のトカゲ
M5.FOREST OF ROCKS
M6.(ハートマーク)8
-MC- M7.SOLA
M8.太陽がいっぱい
※GuitarSAKI&葉月・Bassハラグチサン・Drumむらたたむ from NEMOPHILA
Keyboard 松崎雄一
■NEMOPHILA
M1.OIRAN
M2.鬼灯
M3.RISE
M4.Rollin Rollin
-MC-
M5.呪いのシャ・ナ・ナ・ナ(NEMOPHILAバージョン)
M6.ZEN
M7.DISSENSION
M8.徒花-ADABANA-
M9.A Ray Of Light
-MC-
M10.Night Flight
M11.MONSTERS
M12.SORAI
M13.雷霆-RAITEI-
EC
En1.呪いのシャ・ナ・ナ・ナ(閣下バージョン)
En2.1999 SECRET OBJECT(with閣下)
En3.REVIVE
◎公演情報
【NEMOPHILA 4th Anniversary -Rizing NEMO-】
2023年7月17日(月・祝)東京・東京ガーデンシアター
2023年7月30日(日)兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
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