2023/05/20
ビルボードジャパンが注目の女性アーティストのトピックをお届けする【WIM Weekly Select】。今週はSuperfly、藤原さくら、ジャネール・モネイの3組を紹介する。
■Superfly「春はグラデーション」
24日にリリースされる7thアルバム『Heat Wave』より、リード曲となる「春はグラデーション」が15日より配信スタートした。本楽曲はFM802×中央大学「ACCESS!」キャンペーンの2023年キャンペーンソングとして越智志帆が書き下ろし、Superflyを含む豪華アーティスト6組がThe Yogurtsとして歌唱を担当。今回のセルフカバーバージョンは、ストリングスが春のうららかなムードを盛り上げていたThe Yogurtsバージョンとはまた異なり、音数はシンプルに、越智のタフな歌声を全面に出した力強い一曲に仕上がっている。〈人生はグラデーション、ゆっくりと変わっていく景色を愛していこう〉というメッセージは、新生活が始まって「思ったより上手くいっていないかも……」という人はもちろん、何か新しいことにチャレンジしてみたいと思っている人の背中も押してくれるはず。
■藤原さくら『AIRPORT』
昨年5月よりスタートした47都道府県弾き語りツアーを完遂したばかりの藤原さくらが、2年半ぶりのオリジナルアルバムをリリース。今作には、関口シンゴ(Ovall)、高桑圭(Curly Giraffe)ら、過去作でもタッグを組んできたアーティストや、初めての共同作業となったYaffle、自身も客演経験のある斉藤和義など、気鋭のアーティストが制作に参加した。ひたすら自分を励ますセルフラブソング「わたしのLife」、電話越しのような語り口のラップが癖になる「迷宮飛行」、恋人同士の時間の経過を想像させる「話そうよ」など、多彩なサウンドとさまざまな愛の形が行き交う、まさに”AIRPORT”のようなアルバムとなっている。
■ジャネール・モネイ『ジ・エイジ・オブ・プレジャー』(6/9リリース)
近年は俳優活動も活発なアメリカのシンガー/プロデューサー=ジャネール・モネイが、新曲「リップスティック・ラヴァー」の解禁とともに、およそ5年ぶりとなるニューアルバム『ジ・エイジ・オブ・プレジャー』のリリースを発表した。同作は今年2月にリリースしたデジタルシングル「フロート」から始まり、計14曲を収録予定とのこと。2019年には単独公演&【FUJI ROCK FESTIVAL'19】で初来日し、規格外のパフォーマンスと、女性、LGBTQコミュニティ、労働者階級、障がいを持った人々etc. 闘い続けるすべての人々を鼓舞する力強いMCで、会場にいたオーディエンスをエンパワーメントした。新作の全貌が待ち遠しい。
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