今週の洋楽まとめニュースは、英チャールズ国王に関する話題から。チャールズ国王の戴冠を記念したコンサートにライオネル・リッチー、ケイティ・ペリー、アンドレア・ボチェッリなどのアーティストが出演することが決定した。

　英BBCスタジオが主催する同イベントには他に、テイク・ザット、ブリン・ターフェル、フレイヤ・ライディングス、そしてアレクシス・フレンチが出演する。本公演はチャールズ国王とカミラ王妃の戴冠式が行われる翌日、2023年5月7日にウィンザー城の敷地内で開催される予定だ。また、戴冠式のために集められた合唱団も特別なパフォーマンスを行うとのことだ。

ライオネル・リッチー／ケイティ・ペリーら、英チャールズ国王の戴冠を記念したコンサートに出演

　現地時間2023年4月17日、BTSのJ-HOPEが韓国軍への入隊を前にSNSでA.R.M.Y.に楽観的なメッセージを伝えた。

　インスタグラムに投稿された1枚目の写真は手書きのメッセージで、韓国語で“元気で行ってきます！”と書かれている。そして2枚目の写真では、J-HOPEが新たに刈り上げた坊主に近い短髪を初公開している。彼はまたWeverseに、「愛していますA.R.M.Y.……行って元気に帰ってきます」と別のメッセージを投稿し、カメラに向かって敬礼をしている。

　J-HOPEのインスタのコメント欄は閉鎖されていたが、Twitterには、「私たちのHOPE（希望）、あなたのことを誇りに思います」などと、A.R.M.Y.による励ましや別れを惜しむ声が殺到した。

J-HOPE、入隊を前に短髪を披露しA.R.M.Y.へのメッセージを投稿

　先週末、アデルが米マイアミ・ビーチのゲイバーでお酒を楽しみながら、ケイティ・ペリーによる2010年の大ヒット曲「Teenage Dream」などを歌い、ダンスフロアを盛り上げる姿が目撃された。

　34歳のアデルは、あるファンが投稿した動画で、エレクトロニック・ビートが追加された「Teenage Dream」のダンサブルなリミックスを口ずさみ、曲に合わせて振付を披露している。

　これらの投稿によると、彼女はサウス・ビーチにあるTwistというゲイバーを訪れていたようで、当日居合わせたあるTwitterユーザーは、「アデルがTwistで一緒に歌ってくれた????最高だよ」と動画にキャプションしている。

アデル、ケイティ・ペリーやシーアのヒット曲をゲイバーで熱唱

　さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、モーガン・ウォレンの「ラスト・ナイト」が通算3週目の首位を獲得した。2023年3月18日付で首位に到達した後、3週後の先週再び返り咲き、今週で通算3週目をマークした同曲は、モーガン・ウォレンにとってソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した初のタイトル。この曲のヒットもあり、最新作『ワン・シング・アット・ア・タイム』も、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で初登場から6週目の首位を獲得した。

　今週2位にはドレイクの新曲「サーチ・アンド・レスキュー」がデビューして、2023年では初のTOP10入りを果たしている。ドレイクにとって同曲は通算68曲目のTOP10入りとなっている。

【米ビルボード・ソング・チャート】モーガン・ウォレン「ラスト・ナイト」が通算3週目の1位、ドレイク新曲が2位に続く

　そして、アルバム・チャートでは、同じくモーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』が6週目の首位を獲得した。同作は前週から3％減少したが、今週も167,000ユニットと高水準を維持している。

　続いて今週2位には、米ミシガン州グラッドウィン出身のラッパー＝NFの新作『ホープ』がデビューして、通算4作目のTOP10入りを果たした。同作は10万ユニットを突破したものの、1位の『ワン・シング・アット・ア・タイム』には及ばなかった。過去1か月の間には、その他にメラニー・マルティネス『ポータルズ』、JIMIN『FACE』、TWICE『READY TO BE』の3作が『ワン・シング・アット・ア・タイム』に阻まれ2位に初登場していて、そのいずれも初動10万ユニットを超えてはいるが1位は獲得できなかった。

【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン6週連続首位、NF2位に続く

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※記事初出時、タイトルに誤りがございました。お詫びして訂正いたします。
2023年6月8日追記