現地時間2023年4月12日、ポスト・マローンが新曲「Chemical」を4月14日にリリースすることをSNSで発表した。

　投稿された15秒間の動画は、彼がスタジオでアップビートでポップなトラックに合わせて体を激しく動かす姿を捉えている。

　同楽曲は、「ワン・ライト・ナウ」と「クープド・アップ」を収録した4thスタジオ・アルバム『トゥエルヴ・カラット・トゥースエイク』に続く作品となる。

　2022年2月号の米ビルボード誌のカバー・ストーリーで、ポスト・マローンは自身の音楽の旅について「とても困難だ」と語った。「多くの人が天才的なアイデアを持っているため、最近では多くのクリエイティビティを失うことがあります。ビジネス面で起こることすべてを通して、多くのクリエイティビティを失い、そして自分自身を少し失うのです。自分のアートや考え方を他の人のために変えるたびに、自分の一部が少しずつ失われていくのです。私は、再構築しようとしている感じです」と明かした。

　「（アルバムに）20曲から25曲を押し込もうとすると、うまくいきません。レーベルと話すと、“ああ、曲数が少ないと、ストリーミングの回数が少なくなる”と言われますが、全体的に言えるのは、自分のアートや直感的な感性を何に対しても妥協するべきでないということです」と続けた。「私は、特に音楽的に多くの妥協をしてきましたが、今はこれ以上妥協したくないと思っています。1位になる必要はありません。自分にとって、それはもうどうでもいいことですが、ある時点では重要でした」と説明していた。