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2023/04/04

ドレイク、新曲でキム・カーダシアンがイェーとの離婚について語っている音源をサンプリング

 2023年4月の最初の週末にJ.コールと【Dreamville Festival】の共同ヘッドライナーを務めたばかりのドレイクだが、最近の彼はそこでのパフォーマンスではなく、近々リリースするかもしれないある楽曲で注目を集めている。

 3月31日に彼は、SiriusXM Radioの自身のチャンネルSound 42の『The Fry Yiy Show』で、「Rescue Me」と題された新曲をプレビューした。この楽曲では、米E!の『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』のシリーズ・フィナーレで、キム・カーダシアンがイェー(旧カニエ・ウェスト)との離婚について語っている様子をサンプリングしている。彼女はこの音声で母親のクリス・ジェンナーに、「ここまで来たのに、気がついたら幸せじゃないなんておかしいでしょう。それを忘れないで」と言っている。

 先週、プロデューサーのBNYXは、ドレイクのインスタグラム・ストーリーから、DJコントローラーから流れる「Rescue Me」のクリップをシェアした。「ドレイクのアカペラを自分のビートに加えて、難しいかどうか確かめていた頃を思い出すよ。今見てくれよ」と彼は書いている。

 両ラッパーの過去のビーフを考えると、イェーを挑発することはドレイクの常套手段だ。2021年8月にドレイクは、トリッピー・レッドの「Betrayal」のヴァースでイェーをディスり、確執を再燃させた。その後、イェーがドレイクの自宅住所をSNSでリークすると、ドレイクは自身の楽曲「7am on Bridle Path」でイェーを攻撃して報復した。その後、彼はイェーとアンドレ・3000の当時未発表のコラボ「Life of the Party」をSiriusXMでリークし、結局この曲は『ドンダ』のデラックス版に収録された。二人はその年末には、J.プリンスが企画した米ロサンゼルスのコロシアムで行われた【フリー・ラリー・フーヴァー】慈善コンサートに一緒に出演し、ビーフを解消したかのように見えた。

 このコンサート中、イェーは2010年のアルバム『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』に収録された大作「Runaway」のパフォーマンスで別居中のキムに”run right back to me”(急いで戻ってきてくれ)と懇願した。二人の離婚は2022年11月29日に成立し、その後2か月も経たないうちに、彼はYeezyの建築部長であるビアンカ・センソリと再婚したと報じられた。

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