2010/09/13
ニュー・アルバム『BAND OF JOY』を9/14(火)にリリースするROBERT PLANTだが、この先はカバー・ソングを制作するよりも新たな曲作りに重きを置く方向性であることを明らかにした。
PLANTはBillboard.comの取材に際し、「皆とも話し合ってきたんだが、これからは新曲を書かなければならないと考えている。他のソングライターの作品をカバーすることは素晴らしいことだし、ELVIS PRESLEYやFRANK SINATRAのようにカバーに力を注ぐアーティストがいるのも確かだ。それにカントリー・アーティストの中には、キャリアを通じて一切自分で曲作りをしない人間もいる。でも僕らは、これからまた曲作りに力を入れていくことになると思う」と語っている。
しかしアルバム『BAND OF JOY』のリリース後は、作品のサポートのためのライヴが目白押しで、9/12(日)の晩にニューヨークのBOWERY BALLROOMでショー・ケースを開いたほか、10月と11月にはヨーロッパ・ツアー、そして来年1月半ばからは北米ツアーがスタートする。そのため、新曲の制作がいつから可能になるのかは定かではないようだ。
新作『BAND OF JOY』は、PLANTがLED ZEPPELINを結成する以前、すでに他界したドラマーJOHN BONHAMらと共に結成したバンド名をタイトルにした作品で、全12曲が収録されている。レコーディングはナッシュヴィルで行われ、PLANTがALISON KRAUSSとコラボしたグラミー受賞アルバム『RAISING SAND』のツアーをサポートし、今回はバンド・メンバーとして収録にも参加したBUDDY MILLERがプロデュースを手掛けている。またゲストには、シンガー・ソングライターのPATY GRIFFINを始め、オールスター・メンバーが顔を揃えている。
アルバムからの第1弾シングルは、LOS LOBOSが1990年にリリースしたアルバム『THE NEIGHBORHOOD』に収録されていた「ANGEL DANCE」のカバーで、他にもTOWNES VAN ZANT、BARBARA LYNN、THE KELLY BROTHERS、LOWなどの作品のカバーが収録されている。録音した曲は約22曲ほどにのぼったそうだが、収録からもれた曲を今後リリースするかどうかは決めていないという。
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