2023/03/28
現地時間2023年3月27日、エド・シーランが、新曲「Eyes Closed」のエモーショナルなパフォーマンス映像を公開した。
先日解禁されたばかりの巨大な青いモンスターこと“ブルー・ミーニー”を通じて悲しみを表現した「Eyes Closed」のミュージック・ビデオとは趣向を変えた今回の映像で、エドは本作でタッグを組んだプロデューサーで、ザ・ナショナルのメンバーのアーロン・デスナーのアップライト・ピアノの伴奏に合わせて、殺風景な倉庫の中で、楽曲をアコースティック・ギターで弾き語りしている。エドが最初のサビを歌うと、6人編成のストリングスが演奏に加わり、さらなる重厚感を与えている。
「Eyes Closed 」は、エドが近日発売するニュー・アルバム『-(サブトラクト)』からの最初のシングルで、アルバムは彼の“マスマティックス・プロジェクト”を締めくくる作品となっている。エドは、この曲に数年にわたり取り掛かっていたそうで、最初は別れの曲として書かれていたものだが、“悲痛な喪失感”を味わった際に、この曲を再訪することになったと公式MVに伴う声明で説明していた。
エドは、「この曲は、誰かを失うことについてで、出かけるたびに、その人にばったり会うことを期待したり、あらゆることがその人やその人と一緒にしたことを思い出させることについて歌っている」と綴っており、「喪失の痛みを麻痺させるために、自分自身を現実から切り離す必要があるけれど、何かがきっかけで再び現実に引き戻されてしまう」と続けていた。
5月5日にリリースされるアルバム『-(サブトラクト)』は、親友であるオーストラリアのマッシュルーム・グループ創設者の故マイケル・グディンスキーの死、妻チェリー・シーボーンの腫瘍診断、親友の故ジャマル・エドワーズを失ったことなど、“悲しみと希望を背景に”書かれた“魂のこもった”コレクションであると説明されている。
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