2023/03/27 16:30
2023年3月25日、フー・ファイターズのドラマーとして活動していたテイラー・ホーキンスがツアー先の南米で急逝してから1年が経った。
故テイラーへのトリビュートとして、ベルギーのロック・バンド、ブラック・ボックス・レヴェレイションの呼びかけで100人のドラマーが集結し、共にフー・ファイターズの「My Hero」を演奏した。
今回のパフォーマンスはベルギー最大のアリーナ、スポーツパレス・アントワープで行われた。フー・ファイターズは、2018年に同会場で公演を行っており、テイラーにとって最後にベルギーでパフォーマンスした会場となっている。「テイラー・ホーキンスは我々の時代において最高のドラマーだった。こういう形で敬意を払えたことは絶対に忘れられない経験だ」とブラック・ボックス・レヴェレイションは声明で話している。
映像は「My Hero」の特徴的なリズムから始まり、カメラがズームアウトすると、何列も何列も続く老若男女のドラマーたちが寸分の狂いもなく演奏している様子が映し出されている。ドラマーたちは全員、テイラーのシンボル・マークであった鷹のマークが描かれた黒のTシャツを着用している。
このトリビュートは、2022年にフー・ファイターズが英ウェンブリー・スタジアムでの追悼公演で、テイラーの16歳の息子シェーンと共に同楽曲を演奏した際のエモーショナルなパフォーマンスを想起させる。
2023年、フー・ファイターズは約1年の沈黙を経て初めて新たなライブ日程を発表した。その中には、【ボストン・コーリング】(5月26日)、【ソニック・テンプル】(5月28日)、【ロック・アム・リング】(6月2日)、【ロック・イム・パーク】(6月4日)、【ボナルー】(6月18日)、【ハーレー・ダビッドソン・ホームカミング】(7月15日)、【FUJI ROCK FESTIVAL '23】(7月28日~30日)、【ザ・タウン】(9月9日)、そして【シー・ヒアー・ナウ】(9月17日)などのフェスが含まれている。これらの日程において、誰がドラムを担当するのかは現時点では発表されていない。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



フー・ファイターズのデイヴ・グロール、米LAのホームレスにバーベキューを提供
フー・ファイターズ、故テイラー・ホーキンスの誕生日に「すごく会いたい」と投稿
【FUJI ROCK FESTIVAL '23】ラインナップ第1弾発表、フー・ファイターズ/リゾ/ザ・ストロークスがヘッドライナー
グリーン・デイ&フー・ファイターズ、【ハーレーダビッドソン・ホームカミング・フェスティバル】のヘッドライナーに決定
【ボナルー・フェスティバル2023】ケンドリック・ラマー/フー・ファイターズ/オデッザがヘッドライナーに決定










