2013/05/15
未だかつてないほど自身の“リアル”を詰め込んだアルバム『REAL』でオリコン1位を獲得した中島美嘉。5月11日 今作を引っ提げた全国ツアー【中島美嘉 LIVE IS REAL~THE LETTER あなたに伝えたくて~】がスタートした。
<スター然とした迫力~開演早々「泣いちゃいそうだよ!」>
近年は、両耳の不調により休養を強いられ、復帰明けのツアーも「もうギリギリでしたね。今思えば“あの状態でよくやったな”っていう感じです」と語る(http://bit.ly/TIVX9H)ほど満身創痍だった彼女だが、その悔しさやファンの愛情を糧にして、精力的な音楽活動を展開。そして「伝えたいことを伝えに行きたい」と(http://bit.ly/10QUDGt">http://bit.ly/10QUDGt)、2年振りの全国ツアーをサンシティ越谷市民ホール 大ホールにてスタートした。
まだまだツアーは続く為、演出やセットリストなどの詳細は記せないのだが、登場シーンからしてスター然とした迫力があり、歌声にはエモーションの限りが詰め込まれており、観客の多くはアッパーチューンでもバラードでも感涙。凄まじい熱気の中で共に踊り、共に歌い、気持ちをひとつにしていく。この状況には中島美嘉も「泣いちゃいそうだよ!」と感激し、「本当に本当に心を込めて最後まで皆さんに届けていきたいと思います」と、その言葉通りの歌をいくつも届けた。
<「心配をかけたファンに“手紙”を届けるつもりで」>
また、恒例の一問一答コーナーで質問が矢継ぎ早に飛び交えば、和気藹々としたムードの中で「ツアータイトルの副題にLETEERとありますが、休業などしていろんな心配をかけたファンに“手紙”を届けるつもりで愛と感謝を伝えに全国を廻ります」「すっごく楽しい。もっと緊張するかと思ったけど、みんな優しいから登場から泣きそうだった」と、しっかり返答。ファンから「いつやるの?」と振られ、困惑しながらも「今でしょ!」と、林修のギャグを言わされる場面もあった。
<「待っていてくれたファンをとにかく大事にしたい」>
その後も、最新アルバム収録曲はもちろん、新旧の名曲たちをたくさんの愛情に満ちた言葉を贈り続け、ファンもそれに負けじと喝采を返し続ける。「いつになるか、どうなるか分からない私をずっと待っててくれる。それは物凄い根気というか、愛情なので、そういう人たちをずっとずっと大事にしていきたいです。新しいファンを獲得とか、そういうことだけではなく、やっぱり待っていてくれたファンをとにかく大事にしたい」これは本ツアー開催決定直後のインタビュー(http://bit.ly/10QUDGt">http://bit.ly/10QUDGt)で語られた言葉だが、まさにその想いが具現化された夜と言えた。
鳴り止まない歓声に我慢しきれず、最後は涙をぽろぽろ零していた彼女。そんな中島美嘉とそのファンにとって生涯忘れられないものになるであろうツアーは、全国23か所26公演(のべ8万人動員)。8月28日 沖縄コンベンションセンター劇場まで続く。
<中島みゆき作詞作曲「愛詞」MV公開>
なお、この日にライブ初披露されたニューシングル、中島みゆき作詞作曲「愛詞」のミュージックビデオ(宇宙戦艦YAMATO2199 ver.)は、オフィシャルYouTubeチャンネル(http://youtu.be/c8-xb7XYN7Q)にて公開中だ。
取材&テキスト:平賀哲雄
写真:山川哲矢
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