2013/05/15 15:30
オズフェスト日本初開催、クラフトワーク、シガー・ロスとビッグ・アーティストの来日ラッシュで洋楽シーンが盛り上がりを見せた今週だが、チャートに大きな変動はなく上位陣が先週の順位をキープする結果となった。
2週連続No.1に輝いたのは、いよいよ今週末に初来日を果たすザ・ウォンテッド「グラッド・ユー・ケイム」。ラジオ/CS全国30局以上でパワープレイを獲得している同曲は、今週もエアプレイで爆発的にポイントを獲得、目下デジタルセールスも上昇中とあり、邦楽も含めた国内総合チャートまでをも制する大快挙となった。デビューからわずか1年でイギリスのみならず世界を席巻中の彼らが、初お披露目を足掛かりにチャートを独走することが見込まれるが、そこには手ごわいライバルも。ニューアルバムの発売が迫るダフト・パンクの「ゲット・ラッキー feat.ファレル・ウィリアムス」がオンエア解禁以降3週連続で2位をキープ、ぴったりとザ・ウォンテッドをマークしているのだ。アルバム発売は5月22日、ダンス・ミュージックの最高峰として絶対的な人気を誇る彼らが、リリースを機に首位をさらっていく可能性も大いにある。次週以降のチャートアクションに注目だ。
変動の少なかったTOP10内で唯一初登場5位デビューを果たしたのが、久々にオリジナル・アルバムをリリースしたロッド・スチュワートの「美しい日々」。近年、“スタンダードの歌い手”と化していたロッドが久々に“オトナなロック”を聴かせている同曲。今のロッドだからこそ表現できたナチュラルかつ優しさ溢れるサウンドはこれからの季節にぴったりで、さらなるチャート上昇が期待される。
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