2023/03/14
現地時間2023年3月12日に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催されていた【アカデミー賞】に多くのハリウッド・セレブが集結していた頃、エルトン・ジョンは自身のAIDS基金のチャリティー・イベントで忙しくしていた。同基金が毎年開催している【アカデミー賞】ビューイング・パーティーは、今年はLAのウェスト・ハリウッド・パークで行われ、900万ドル(約12億円)以上の寄付金を集めたと伝えられている。
今年のイベントはエルトンと夫のデヴィッド・ファーニッシュが司会を務め、エリック・マコーマックやMJ・ロドリゲスなどのスターが特別ゲストとして登場し、マレン・モリス、ウィズ・カリファ、ダヴ・キャメロン、ヒラリー・ダフ、ケシャ、スウィーティー、タイガ、シャロン・オズボーン、マギー・ロジャース、スモーキー・ロビンソンといった豪華な面々が出席した。リナ・サワヤマがヘッドライナーとしてステージに上がり、最新アルバム『ホールド・ザ・ガール』から「This Hell」や「Catch Me In The Air」を含む数々の楽曲のパフォーマンスを披露した。
エルトンは声明で、「長い間離れていた友人たちと今夜再会できたこと、さらに、エイズとの闘いのために900万ドル以上の募金を集められたことを嬉しく思います。HIVがいまだに世界中で不必要な苦しみをもたらしていることを私たちは忘れてはなりません。そして検査と思いやりのあるケアによって、この病気に対して最も脆弱な人々を守らなければなりません。私たちが生きている間にAIDSの終焉を見ることができますが、どこの誰にとってもようやく流行を終わらせるには、まず汚名と差別を打破し、医療への平等なアクセスを提供しなければなりません」とコメントした。
エルトン・ジョンAIDS基金は、エイズの蔓延に終止符を打つことを目的に、1992年に設立された。設立と同じ年に始まった【アカデミー賞】ビューイング・パーティーは、同基金のために定期的に数百万ドルを集めており、2022年にはエイズ研究のために860万ドル(約11億5,000万円)を集めた。
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