ここ数か月、コラボレーションを予告していたロザリアとラウ・アレハンドロが、現地時間2023年3月13日に『RR』と題された3曲入りの新プロジェクトを正式に発表した。

　3月24日にリリースされるこのEPは、「Beso」「Vampiros」「Promesa」の3曲で構成されている。交際している2人が一緒に楽曲をレコーディングするのは今回が初となる。SNS上の発表には、絡み合う2つのRが黒い文字で赤いキャンバスの上に描かれたアートワーク、トラックリストに加え、リリース日のみが明かされている。

　昨年11月、ロザリアは、米ビルボードとのインタビューで、恋人のラウと音楽をリリースする可能性について、「ご存知のように、私たちは一緒にスタジオ入りしています」と話し、「そのうち、わかると思いますよ」と意味深に続けていた。

　一方、ラウは、昨年5月に、米ビルボードのMusicConでのパネルで、「確かに、私たちはすでにスタジオでいくつか曲を作っています」とロザリアとのコラボを認め、「サプライズです。これらの曲は特別なセキュリティ下にあります。リリースを計画していて、いつとは言えませんが、もうすぐです。私たちのファンへの愛を表現した作品で、ロザリアは僕の恋人でもあるので、これまでに以上に愛がこもっています。間違いなくNo.1になります」と話していた。

　また彼は、ロザリアのプロデューサーとしての才能について、「彼女は僕よりも音楽に詳しい。自分はプエルトリコ出身のパーティー好きで、曲のバイブスを感じている男だ。彼女は専門家だから、スタジオで頼りになる。彼女が知識を生かし、僕は自分のクレイジーさとフィーリングを加えるんだ」と称賛している。

　『RR』は、ロザリアにとって【グラミー賞】を受賞した『モトマミ』、ラウにとって米ビルボード・ラテン・アルバム・チャート“Top Latin Albums”で2位を記録した『Saturno』に続く新作となる。