2023/03/06
ビリー・アイリッシュが、自身のスマホからSNSのアプリを全て削除し、インターネットを見ることをやめたことについて、コナン・オブライエンの『Conan O'Brien Needs A Friend: Musician Series』の最新エピソードで語っている。
ビリーは自身の発育期にネットと共に育ったことがどのようなものだったか、そしてなぜ今は距離を置くことを選択したのかを詳しく説明した。「もう(ネットを)見ていないんですよ。スマホから全部削除したんですが、それって自分にとってすごく大きなことなんです」と彼女はオブライエンに話し、「あなたはネットと共に育ってはいないですよね。(中略)私はネットの理想的な時代に育った気がするんですよ、子ども時代がなくなってしまうほどの(現在のように発達した)ネットじゃなかったので。私はすごくいい子ども時代を送れて、いつも何かをしていました。コンピューターと、コンピューターのゲームくらいはありましたが、それもかろうじてでした」と振り返っている。
思春期に入ったビリーは、有名人ではない普通の10代の若者のネット習慣に変わっていったが、自身が有名になるにつれ、複雑な問題になったと言う。「ネットのティーンエイジャーからしてみたら、(他のネット民は)みんな仲間なんですよ。私もネット民の一人だったんです」と、21歳の彼女は述べ、「自分の中では何も変わっていないように感じていたんですが、自分という人間や生活は何も変えないまま、(音楽活動を)何年も続けていたところ、少しずつ見ているビデオやネットで見ているものが自分のことになっていくんですよ。“キモッ”って思って。不快!なんか嫌でした」と続けた。
そして、ネットで自分について語られていることが事実と異なることが多いことを知っているにもかかわらず、ビリーも(ネットで語られている)状況の実態を把握するのに苦心すると言う。「インターネットで読んだことは、何でも信じてしまうんです。私が、ですよ!それが愚かなことだって分かっているし、そんなことをしてはいけないと分かっているんです。というのも、全部が事実ではないという証拠があるからです。ほとんどが事実ではない」と彼女は語り、「皆の頭をかすめていく罪のない嘘だったりするんですが、皆信じてしまいます。(ということは、)私がネットを見ていたときに読んでいたものは、どれだけが嘘だったんだろうなって思うんですよ」と述べている。
基本的にSNSを控えているビリーだが、最近では2023年3月2日に、乗馬や日光浴、ドライブ、ジグソーパズルの途中経過など、日々リラックスしている様子を捉えた写真を数枚インスタグラムの公式アカウントに投稿している。
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