2023/03/05 14:00
2023年3月6日付のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、King & Prince『Life goes on/We are young』が1,051,909枚を売り上げ、首位を獲得した。(集計期間2023年2月20日~2023年2月26日)。
『Life goes on/We are young』は、ミリオンヒットとなった前作『ツキヨミ/彩り』から約3か月半ぶりのリリースとなった12枚目のシングルで、メンバーの永瀬廉出演ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」のエンディング曲「Life goes on」と、岸優太主演のドラマ『すきすきワンワン!』の主題歌「We are young」が両A面として収録されている。
また、本作は前作『ツキヨミ/彩り』以来2作連続のミリオンヒットとなったが、初週でのミリオン獲得は、2020年3月25日発売の乃木坂46『しあわせの保護色』以来3年ぶりであり、男性アーティストとしては2000年以降、初の快挙である。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し、『Life goes on/We are young』の初週の販売動向を調査した。
まず、『Life goes on/We are young』と前作『ツキヨミ/彩り』、前々作『TraceTrace』の初週の実店舗での地域別の販売比率を調査し、グラフ化したものが図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/122553/2)である。一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2023年の1月2日から2月26日までに発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
King & Princeの傾向としては、大都市圏のある関東地方・近畿地方での比率が低く、他の地方の比率が高いことが挙げられる。中でもメンバーの平野紫耀の出身地の中部地方の比率は全シングルと比較して、非常に高くなっている。また、前作『ツキヨミ/彩り』と比較すると、今作『Life goes on/We are young』が伸びている地方は、中部地方13.9%(以下かっこ内『ツキヨミ/彩り』:13.3%)、関東地方38.2%(37.8%)と、メンバーの出身地方の伸びが目を引く。そして、九州地方8.3%(7.9%)、東北地方7.4%(7.0%)あたりが伸びている。ただ、比率の差はすべての地方が1%以下であり、販売枚数が大きく伸びている事を考えると、全国まんべんなく人気が上昇していると考えられる。
また、本集計期間中、King & Princeのシングルは、『ツキヨミ/彩り 』14位、『TraceTrace』30位、『恋降る月夜に君想ふ』34位、『Lovin' you/踊るように人生を。 』39位 『Magic Touch/Beating Hearts 』48位とトップ50に6タイトルも登場している。ファンの現行5人での活動への応援が、今作の初週ミリオン達成だけでなく、他の作品の売り上げの伸びにも影響していると考えられる。残りの期間の彼ら5人の活躍に注視したい。
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