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2023/02/25

エド・シーランがホットソース開発、リル・ナズ・Xが新作は夏?、ピンクが憶測に反論:今週の洋楽まとめニュース

 今週の洋楽まとめニュースはエド・シーランに関する話題から。現地時間2023年2月21日、エド・シーランがクラフト・ハインツとコラボレーションし、ホットソース・ブランド“Tingly Ted's”を立ち上げた。ブランド名は、彼の幼少期のニックネームであるテッドにちなんでいる。

 エドは、インスタグラム動画でこの発表を共有し、自身のホットソース・ブランドを立ち上げた理由を詳しく説明した。この投稿には、「自分の人生に何かがものすごく欠けているような気がしていました。いろいろ考えた末に、それが堅実なホットソースだと気付きました。そこで、@tinglytedsを作りました。とても気に入っていますし、もうすぐ皆さんの近くの棚にも届く予定です」とキャプションされており、「ザ・ロックはテキーラ(・ブランド)、僕はホットソース」「ビジネスマン」「冷蔵庫」などのユーモラスなハッシュタグが添えられている。

エド・シーラン、ホットソース・ブランド“Tingly Ted's”を立ち上げる


 リル・ナズ・Xが、現地時間2023年2月20日にTwitterでQ&Aを行い、ファンから寄せられた2ndアルバムについての質問に回答した。

 「たぶん夏頃かな」とリリース時期について答えたリル・ナズ・Xだが、次作に大物ゲストの参加があるかについての質問には「ooooooh」と口ごもった。前作『モンテロ』にはエルトン・ジョン、マイリー・サイラス、ミーガン・ザ・スタリオン、ジャック・ハーロウ、そしてドージャ・キャットなどが参加している。

 また、新作が何曲入りになるかについても、リル・ナズはまだ分からないようで、「どうだろう、気に入ってる曲がすごく多いし、まだスタジオで曲作りしてるから選曲するのは至難の業になるね」と投稿した。

リル・ナズ・X、今夏に2ndアルバムをリリースする可能性を示唆


 ピンクが先日、Buzzfeed UKに自身のミュージック・ビデオの順位を尋ねられた際に、クリスティーナ・アギレラ、マイア、リル・キムと共演した2001年のシングル「レディ・マーマレード」撮影時の“あまり良くなかった”体験について語ったことが話題になった。

 このビデオ・インタビューで彼女は、「お、これは“レディ・マーマレード”じゃないですか。これは12位にしましょう」と写真を見ながら語っており、「作るのがあまり楽しくなかったんですね。私にとって楽しいことが全てですが、あれはいろいろと面倒が多かったんですよ。あと、変わり者が何人かいましたし……キムとマイアはいい人でしたよ」と説明している。20年以上前にリリースされた、スーパー・グループのコラボ曲は米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した。

 動画が公開されたあとに、人々が彼女の言葉の選び方や、撮影現場で“いい人”だった人のリストからクリスティーナの名前を省いたことについて推測するのを見たピンクは、2023年2月18日にTwitterで反論した。

 彼女は、「みんなどうかしてるよ。あの曲に参加した人(の選考に)Xtina(クリスティーナ)は全く関係なかった。まだ知らないんだとしたらね……実際に起こったことを何度も何度も話すことで私は誰かを“けなして”いるわけじゃない。みんなのバカみたいな大騒ぎには全く興味がない。気づいてないかもしれないけど、私は売るためにちょっと忙しいんだよ」とツイートし、別のツイートで、「“売る”ってのはチケットとかアルバムとかベイク・セール用のものとかって意味」と続けた。

ピンク、クリスティーナ・アギレラをけなしたのではないかとの憶測に反論


 さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、マイリー・サイラスの「フラワーズ」が5週目の首位を獲得した。ストリーミング・ソング・チャートでは2位にダウンしたが、デジタル・ソング・セールス・チャートでは4週目の1位を獲得。エアプレイ・チャートでは、その週最も伸びた曲に贈られるAirplay Gainerを3週連続で獲得し、先週の4位から1位に上昇した。
 エアプレイ・チャートでの首位獲得はマイリーにとって初の快挙で、登場5週目で1位に到達したのは、2016年6月に同5週で達成したジャスティン・ティンバーレイクの「キャント・ストップ・ザ・フィーリング!」以来、約7年ぶりの最短記録となる。

 また、4位にはイギリス出身のシンガー=ピンクパンサレスと、米ニューヨーク州出身のラッパー=アイス・スパイスの「ボーイズ・ア・ライアー Pt. 2」がランクイン。2組のアーティストによるコラボレーション・ソングがTOP10入りするのは、昨年9月に最高4位を記録したニッキー・ユーア&デイジーの「サンルーフ」以来。なお、ピンクパンサレスとアイス・スパイスいずれにとっても「ボーイズ・ア・ライアー Pt. 2」が初のTOP10入りとなる。
 
【米ビルボード・ソング・チャート】マイリー・サイラス「フラワーズ」5週連続首位、ピンクパンサレス&アイス・スパイスTOP5入り


 そして、アルバム・チャートでは、シザの『SOS』が通算9週目の首位を獲得した。Billboard 200で女性アーティストのアルバムが9週以上首位を獲得したのは、2015年12月12日~2016年3月12日付まで10週(非連続)を記録した、アデルの『25』以来約7年ぶりで、過去10年間では2014年~15年に11週(非連続)を記録したテイラー・スウィフトの『1989』を含む3作しかない。

 今週2位にはパラモアの新作『ディス・イズ・ホワイ』が初登場。本作は、2017年5月にリリースした前作『アフター・ラフター』以来約6年ぶり、6枚目のスタジオ・アルバムで、Billboard 200では4作目となるTOP10入りを果たした。

【米ビルボード・アルバム・チャート】シザ『SOS』通算9週目の首位、パラモア初登場2位


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