Billboard JAPAN


NEWS

2023/02/20

映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のサントラ配信開始<2/20修正>

 映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のオリジナル・サウンドトラックがデジタル配信された。

 『アントマン』シリーズの最新作となる今作は、映画『アントマン』『アントマン&ワスプ』のスコアを作曲したクリストフ・ベックが再び手掛けている。映画『チアーズ!』でベックと初タッグを組んだシリーズの監督ペイトン・リードによると、ベックは以前「アントマンのために、マーベル・ヒーローとして象徴的なテーマ・ソングを作ってほしい」という難しい依頼をされていたという。「クリストフがあの曲(Theme from Ant-man)を生み出した時点でも素晴らしいと感じていましたが、8年経った今でも聴かれ続けているのです。クリストフが成し遂げたことを、私は本当に誇りに思っています」とリードは語っている。

 ベックは、「監督と何度も仕事をさせてもらえることは、この仕事をする喜びのひとつです。それがシリーズ映画の場合は特に。この新作を通してリードとこれまで以上に密接に仕事をし、協力関係の中で友情を深めることができて本当に嬉しかったです」とリードと再びコラボできることが楽しみだったと語っている。

 製作に関わった人々は、この新作をそれまでの『アントマン』シリーズと整合が取れるよう努めており、音楽もそこに大きな役割を果たしているとのこと。ベックによると、アントマン、ワスプ、ハンク・ピム博士にはそれぞれテーマ・ソングがあり、本作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ではその曲をかなり活用しているそうだ。「リードと私にとって重要だったのは、この作品と前作を音楽的に繋げることでした。また、前2作で確立した変拍子の使い方も続けています。一般的な3拍子や4拍子ではなく、5拍子や7拍子のフレーズやリズムを使っているのです」と話している。

 そしてキャラクターのテーマ・ソングを活用しつつも、これまでの冒険と新しい冒険を切り離すような音楽を作りたいと考えたそうで、「“アントマン&ワスプ:クアントマニア”は、私たちが住む世界とはほとんど別の世界が舞台になっています。前2作のアントマンの精神とキャラクターの愛らしさ、親しみやすさを保ちつつ、映画とスコアに前作とは異なる新しさを感じられるよう、懸命に取り組みました」とベックは語っている。


◎リリース情報
アルバム『アントマン&ワスプ:クアントマニア オリジナル・サウンドトラック』
配信中
https://marvel.lnk.to/QuantumaniaJapan

◎映画情報
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
2023年2月17日(金)劇場公開
https://marvel.disney.co.jp/movie/antman-wasp-qm

©2023 MARVEL

※記事初出時、タイトルに誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。

クリストフ・ベック その他の画像・最新情報へ

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    ロゼ&ブルーノ・マーズ、11/22大阪開催【MAMA】で「APT.」世界初披露へ

  2. 2

    <ライブレポート>ano「次に会う時まで必ず生きて」――ツアー追加公演完走、音楽でたどり着いた“絶対聖域”

  3. 3

    【先ヨミ・デジタル】JIN『Happy』がDLアルバム首位走行中 NEXZ/Aile The Shotaが後を追う

  4. 4

    【先ヨミ・デジタル】米津玄師「Azalea」DLソング首位独走中 香取慎吾「TATTOO (feat. 中森明菜)」が追う

  5. 5

    <インタビュー>米津玄師 新曲「Azalea」で向き合った、恋愛における“距離”――「愛情」の源にある“剥き身の生”とは

HOT IMAGES

注目の画像