2023/02/17
【第65回グラミー賞】で披露した、地獄や悪魔などを想起させるパフォーマンスが賛否を巻き起こしたサム・スミスとキム・ペトラスが、今度は2023年2月12日に開催された【ブリット・アワード2023】でのパフォーマンスでも批判の的となっている。
2月15日に英国の放送監視機関であるOffcomは、12日に行われた【ブリット・アワード2023】でのサムとキムのパフォーマンスに対し、【グラミー賞】の時ほど悪魔的なイメージは使っていなかったものの、100件以上の苦情が寄せられたことを明らかにした。
【ブリット・アワード】では、サムとキムは曲の歌詞にある「Body Shop」の比喩をより文字どおりに表現し、工業用セットや飛び散る火花、そして二人とそのダンサーの両方に整備士の衣装を身につけるというアプローチを取った。パフォーマンスのどの部分に苦情が寄せられたかは不明だが、Offcomは【ブリット・アワード2023】で106件の苦情を受け、その大半は二人に向けられたものだったという。
二人の【グラミー賞】のパフォーマンスが大きな注目を集めたあと、視聴者やテッド・クルーズ上院議員やマージョリー・テイラー・グリーン下院議員といった右派の政治家からは、“悪魔的な”イメージを使用しているとして多くの批判を声が上がった。サタン教会そのものも意見を述べる結果となり、二人のパフォーマンスはかなり控えめに感じられたとコメントした。
現在進行中の論争は、サムの日常生活にも影響が出ているようだ。15日に投稿され拡散されたある動画では、米ニューヨークのセントラル・パーク動物園にいるサムが、自身を “小児性愛者”、“悪魔的”、“邪悪”、“サム・スミスは地獄が相応しい”などと怒鳴っている女性を無視している姿が確認できる。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像