2013/05/10
ザ・ビートルズのミュージカルがブロードウェイにやって来る。同グループの最新アンソロジー公演【レット・イット・ビー】が、7月16日にセント・ジェームズ劇場で開始されるという。一般公開は7月24日の予定だ。
ライブ演奏と最新鋭の映写技術を組み合わせた同ショーでは、「イエスタデイ」、「ヘイ・ジュード」、「カム・トゥゲザー」、そしてタイトル曲の「レット・イット・ビー」など、ザ・ビートルズのヒット曲40曲がフィーチャーされるという。
“Jeff Parry/Annerin Productions”によるブロードウェイ版【レット・イット・ビー】は、シルク・ドゥ・ソレイユの【ラヴ】や、バンド初期を描いた伝記ミュージカル【バックビート】など、一連のビートルズ・トリビュート作品における最新作だ。ブロードウェイでは70年代後半にも、【ビートルマニア】というショーが成功を収めている。
また、2010-11年シーズンのブロードウェイでは、似たようなトリビュート・ミュージカル・スタイルの【レイン - ビートルズに捧ぐ】が9か月もの間上演された。その時も“Annerin Productions”が制作に関わっていたが、今回の新作ではビートルズがライブ・パフォーマンスをやめた後期の曲に、より多くスポットをあてるそうだ。
【レット・イット・ビー】はブロードウェイ夏のスケジュールに追加されており、正統的なミュージカルとのギャップを埋めるため限定での上演になる。過去にもバリー・マニロウ、フランキー・ヴァリ、ザ・フォー・シーズンズによるコンサートや、ザ・ラスカルズの郷愁を誘うミュージカル【ワンス・アポン・ア・ドリーム】が成功している。
ミュージカル【レット・イット・ビー】は12月29日まで上演を予定。キャストおよび制作スタッフは追って発表される。
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