2023/02/10
ピンク・フロイド日本独自の『狂気』50周年記念盤が、1972年の来日公演時の復刻アイテムなど15大特典付で4月19日にリリースされる。
1973年にリリースされたアルバム『狂気』は、全世界で5000万枚以上を売り上げ、全米チャート741週(15年間)連続ランクインしギネス記録も打ち立てた歴史的名盤。ロジャー・ウォーターズが全作詞を手掛けたこの組曲の初期バージョンを彼らが初めて演奏したのは、レコーディングの始まる数か月も前のロンドンのレインボー・シアターだった。その後ライブ・パフォーマンスを通じて練り上げられていき、発売1年前の1972年3月の日本公演でも披露された。
そんな名盤『狂気』50周年を記念し、『原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)』に続く日本独自企画盤として、『狂気ー50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』が発売される。2021年に海外Analogue Productionsからリリースされた『狂気』のSACD Hybrid Multi Channelのマスターを使用した初の日本盤で、7インチ紙ジャケットに1972年の2度目の来日公演時のフォトブックや貴重な復刻アイテム含む<15大特典>が封入される。
音源は、高音質に特化した米専門レーベル、アナログ・プロダクションズが2021年にリリースした『狂気』SACD/CDマルチ・ハイブリッド盤のマスターを使用した初の日本盤化となるもの。SACD層にはピンク・フロイドの音を司るジェームス・ガスリーがオリジナル・アナログ・マスターから作り上げた究極の5.1chサラウンド・ミックスを収録する。(CD層の2chステレオ・ミックスは通常CD機器で再生可能)
パッケージは、英オリジナルLPを7インチ紙ジャケで再現。帯は70年代に日本発売された4ch Quadraphonic版の“金帯”を使用。特典として、当時まだ未発表だったアルバム『狂気』をライブ演奏した1972年3月の日本公演時にまつわる貴重なアイテムを復刻。1972年来日時の写真を掲載したドキュメンタリー的フォトブック、公演パンフレット、チケット、ポスター、チラシ、そして公演会場で配布された幻の歌詞リーフレット(この時点では『狂気』という邦題はまだ付けられておらず『月の裏側-もろもろの狂人達の為への作品-』と書かれている)他、オリジナルLPに封入されていた2種類のポスター、ポストカードなども含む<15大特典>を封入する。
◎リリース情報
アルバム『狂気-50周年記念SACDマルチ・ハイブリッド・エディション(7インチ紙ジャケット仕様)』
2023/4/19 RELEASE 完全生産限定盤
SICP-10143 6,600円(Tax in.)
【15大特典】
<1972来日公演関連復刻>
【1】 1972 Pink Floyd In Japan フォト・ブック(全48P、1972年の空港、ライヴ、日本滞在時模様)
【2】 1972来日公演ツアー・パンフレット(全16P、縦長)
【3】 1972来日公演チケット(1972年3月6日東京都体育館<赤>)
【4】 1972来日公演チケット(1972年3月7日東京都体育館<青>)
【5】 1972来日公演ツアー告知ポスター(東京:東京都体育館)
【6】 1972来日公演会場で配布された幻の歌詞リーフレット『月の裏側-もろもろの 狂人達の為への作品-』」
【7】 1972来日公演ツアー告知フライヤー(大阪:フェスティバルホール)
【8】 宣伝用チラシ (『狂気』宣伝用レコード会社手書きチラシ)
【9】 来日記念ステッカー(当時の来日キャンペーン特典丸型ステッカー)
【10】 来日記念盤シングル・ジャケット(「ピンク・フロイド/ビッグ4」)
【11】 来日記念盤シングル・ジャケット(「青空のファンタジア」)
<オリジナルLP関連復刻>
【12】【13】 オリジナルLPに封入されていたポスター2種
【14】【15】 オリジナルLPに封入されていたステッカー2種
https://www.110107.com/pinkfloyd_dark_jp/
https://SonyMusicJapan.lnk.to/PinkFloyd_tdsotm7
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