2023/02/01
現地時間2023年1月30日、カントリー界のスター、モーガン・ウォレンが、ジャンルを超えたサード・アルバム『One Thing At A Time』をリリースすることを自身のSNSで発表した。
ハーディとアーネストをフィーチャーした2曲を含む、全36曲入りのニュー・アルバムは3月3日にリリースされる。今回の発表と同時に、ウォレンが米テネシー州スニードビルにある祖母の自宅前でポーズをとる写真を使ったアルバムのアートワークとトラックリストも解禁された。現在アルバムから「Last Night」、「Everything I Love」、「I Wrote the Book」の3曲が公開されており、アルバムのプレオーダーも始まっている。
「このアルバムは、ここ数年間の私の人生における浮き沈みを表しています」とウォレンはプレス・リリースに綴り、「そしてアーティストとしての自分を形成したカントリー、オルタナティブとヒップホップという音楽的な影響が結集されています。アルバムには36曲が収録されていますが、これは私たちが新鮮な歌詞、音楽、プロダクションのアイデアを探求し続けた結果であり、私にとってしっくりくる曲たちだったからです。制作はとても楽しかったですし、ファンに今作を届けるために、再びスタジオ入りできたことにとても感謝しています」と説明した。
「良いことも悪いことも、愛も失恋も、ありのままに伝えています。それが私にできる唯一のことだからです」とウォレンは続け、「このアルバムがファンの皆さんにとって誇りとなり、自分をそうさせたように、笑ったり、微笑んだり、泣いたり、考えさせる作品になることを願っています」と締めくくった。
『One Thing At A Time』は、2021年の『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』に続く作品となる。今作は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で10週間にわたり1位に輝き、カントリー・アルバム・チャート“Top Country Albums”では驚異の92週首位を獲得している。彼が、2021年2月にNワード(黒人に対する差別用語)を利用しているところを撮影され、所属レーベルから一時活動停止を宣告され、ストリーミング・サービスのプレイリストやラジオから楽曲を取り下げられて以来のフル・スタジオ・アルバムとなる。その後、彼は謝罪し、授賞式でのパフォーマンスや賞の受賞を経て、ツアー活動を再開している。
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