2013/05/08
バージニアの2人のソングライターが、ジャスティン・ビーバーとアッシャーに対し著作権侵害で少なくとも1000万ドル(約9億9千万円)の支払いを求める訴えを起こしていることが明らかになった。
デヴィン・コープランドとマレイオ・オーバートンは、「サムバディ・トゥ・ラヴ」が2008年に自身達が書いたある曲と数え切れないほど多くの歌詞とスタイルに類似点を持つと主張している。著作権侵害訴訟は音楽業界ではよくある話だ。
チェサピーク在住のコープランドと、ポーツマス在住のオーバートンは5月2日、多数のソングライターとプロデューサーが彼らの曲を複製するため共謀したとして、ノーフォークの連邦裁判所に提訴した。
訴えによると、同曲はコープランドとオーバートンが曲のコピーを提供した音楽プロモーターから、まわりまわってアッシャー側に渡ったとのこと。また、マネージャーを務めているアッシャーの母親が2009年にコープランドに電話した際に、アッシャーがコープランドを起用してアルバムを再レコーディングし、ツアーに出ることに興味があると話したとしている。それ以来、アッシャー側からコープランドに連絡があることは無かったという。
訴訟ではさらに、アッシャーが早くも2010年にはYouTubeで「サムバディ・トゥ・ラヴ」のデモを披露していることに触れている。アッシャーは最終的に、同曲をビーバーのアルバム『マイ・ワールド2.0』のための曲とした。
アッシャーのバッキング・ボーカルをフィーチャーしつつ、ビーバーが歌った「サムバディ・トゥ・ラヴ」は、2010年の米ビルボード・チャート“Hot 100”で最高15位をマークし、プラチナレコードに認定された。なお、今回のケースでは陪審裁判を要求されている。
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