2023/01/26
<サブ・ポップ>と共に今年35周年を迎えるマッドハニーが、4年半ぶりとなるニュー・アルバム『プラスチック・エターニティー』から新曲「Almost Everything」を公開した。
1980年代後半のバンド結成以来、その原始的なパンクとボーカルのマーク・アームの鋭く面白い歌詞の組み合わせにより、マッドハニーはアンダーグラウンドの代表的な存在であり続けている。その一方、11枚目のアルバム『プラスチック・エターニティー』のレコーディングには、バンドにとって初めての試みがいくつもあった。まず、ベースのガイ・マディソンが家族をオーストラリアに移住させることを計画していたため、長年のプロデューサーであるジョニー・サングスターと共に、米シアトルのCrackle & Pop!で9日間の期限付きでレコーディングは行われた。
また、パンデミックによって1年半近く練習場に集まることができなかったため、本格的にリハーサルした曲より、半分忘れてしまったリフや初期のアイデアを詰め込んだレコードを作ることとなった。
さらに『プラスチック・エターニティー』は、初めてバンド・メンバー以外が作曲にクレジットされた作品でもある。「僕らの誰よりも音楽理論に精通している」とアームが呼ぶサングスターは、曲の方向性について助言するために、時折手助けをした。そして、アルバムには、「Tom Herman’s Hermits」と「Little Dogs」の2曲のラブ・ソングも収録されている。
結成から40年近く経った今でもアルバムを作り続けている理由について、アームは「俺たちはお互いに好きだし、一緒にバンドをやっているのが好きなんだ。ある人はポーカーナイトとかで、友達と集まる口実がある。俺たちにとって、このバンドはそういうものなんだ」と語っている。
◎リリース情報
アルバム『プラスチック・エターニティー』
2023/4/7 RELEASE
<トラックリスト>
1. Souvenir of My Trip
2. Almost Everything
3. Cascades of Crap
4. Flush the Fascists
5. Move Under
6. Severed Dreams in the Sleeper Cell
7. Here Comes the Flood
8. Human Stock Capital
9. Tom Herman’s Hermits
10. One or Two
11. Cry Me an Atmospheric River
12. Plasticity
13. Little Dogs
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