2023/01/20
ギタリストのジョー・トローマンが精神衛生上の理由からフォール・アウト・ボーイでの活動を無期限で休止することを発表した数時間後、バンドがトリオ編成で米人気TVトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演した。
パトリック・スタンプ(Vo.)がギターも兼任する形をとったフォール・アウト・ボーイは、3月にリリースされる8thアルバム『So Much (For) Stardust』からの第1弾シングル「Love From the Other Side」を初披露した。
パフォーマンスはまず、ステージ上でスタンプとアンディ・ハーレー(Dr.)による熱い演奏から始まった。同時に、ピート・ウェンツ(Ba.)が楽屋裏をロボットのように歩く様子も別ショットで映し出された。ピートと同じ黒のデニムとパーカー、そしてページボーイの髪型をした集団が彼の後をピッタリとついていく。やがてピートがステージに到着すると、集団はそのまま観客となり、ステージの前でジャンプや拳をつきあげる動作をして盛り上がりを見せた。そして、ピートは自身のページボーイ型のカツラを脱ぎ捨て、本来の髪型である金髪のポニーテールを顕にした。
トローマンは今回のアルバムに参加はしているが、作品のプロモーション活動が始まる前に休止期間に入る模様だ。米ビルボードは担当者に期間限定でトローマンの代役を雇う可能性について問い合わせたが、現時点では返答を得られていない。
2001年に米シカゴ郊外でバンドが結成された時からのメンバーであるトローマンは、1月18日にインスタグラムに「詳細は明かさないが、自分の精神衛生がここ数年で急激に悪化してしまったことを皆に伝える必要がある。“このまま消え去り二度と戻らない”という事態を避けるため、仕事からの休暇をとることにした。残念ながら、それはフォール・アウト・ボーイからも一時的に離れることを意味する」というメッセージを投稿していた。
現在38歳のトローマンは、バンドに戻る可能性の有無について、「(戻る可能性は)絶対、100%だ。だからこそ、まずは回復する必要がある。それはつまり、自分自身と自分の精神衛生を最優先にするということさ」とこのメッセージの中で綴っていた。
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