2022/12/16
米NY出身の22歳の女性ジャズ・ヴォーカリスト、サマラ・ジョイのメジャー・デビュー・アルバム『リンガー・アワイル』の日本盤が2023年2月1日にリリースされることが決定した。
近年、珍しいオーセンティックなジャズ・ヴォーカル・スタイルでありながら、TikTokでも100万以上の「いいね!」を獲得するなどSNS世代にも支持されている、サマラ・ジョイ。ジャズの名門ヴァーヴ・レーベルからのメジャー・デビュー・アルバムとなる『リンガー・アワイル』は、【第65回グラミー賞】で<最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバム>、そしてサマラは<最優秀新人賞>にノミネートされている。
『リンガー・アワイル』は、サマラがお気に入りのスタンダード・ナンバーを彼女流にアレンジし、一部では有名な楽器のソロのメロディを使ってオリジナルの歌詞を歌う“ヴォーカリーズ”と呼ばれるスタイルで制作された。
アルバムでは、パスカーレ・グラッソ(g)、ベン・パターソン(p)、デイヴィッド・ウォン(b)、ケニー・ワシントン(ds)という名手たちがバックを務めている。トラックリストは、ガーシュウィンの「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー」やセロニアス・モンクの「ラウンド・ミッドナイト」といった有名なスタンダード曲から、伝説のトランペット奏者ファッツ・ナヴァロの「ノスタルジア」など幅広い選曲で、サマラの時代を超えた歌唱力と年齢を超えた音楽の知識を存分に伝えるものとなっている。なお、日本盤CDにはボーナス・トラックとして「アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー」が追加収録される。
ヴァーヴからのメジャー・デビューについてサマラは、「サラ・ヴォーンやビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルド、ベティ・カーターなど、私の最も偉大なヴォーカルのインスピレーションの源であるアーティストが多数在籍するヴァーヴの一員になれて、とても光栄です。この系譜の一部になることは少し畏れ多いですが、私はシンガーとして、アーティストとして、自分自身のユニークな旅を追求するために、彼女たちから得たすべてのインスピレーションを大切にしていきたいと思っています」と語っている。
また、サマラは12月2日にクリスマス・シングル「オ・ホーリー・ナイト」を配信リリースしている。
◎リリース情報
シングル「オ・ホーリー・ナイト」
2022/12/2 DIGITAL RELEASE
https://Samara-Joy.lnk.to/OHolyNightPR
アルバム『リンガー・アワイル』
2022/2/1 RELEASE
UCCV-1194 2,860円(tax incl.)
https://Samara-Joy.lnk.to/LingerAwhilePR
Photo: (c)Meredith Truax
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像