2022/12/15 13:00
ケラーニが、最近のコンサートで受けた性被害について明かした。自身の【ブルー・ウォーター・ロード・トリップ・ツアー】の欧州日程を終えたばかりの彼女は、2022年12月12日にインスタグラム・ストーリーズでその状況に対する憤りを共有した。
その後削除された文面で彼女は、「動画を何度も何度も撮っては消した。今みたいに怒ってフラッシュバックして泣いて動揺している自分の動画がどこにもあってほしくないから」と綴り、「あなた方が私の音楽、パフォーマンス、友人たちとクラブで楽しく踊っている姿、そして私自身をどんなに性的だと思ったって気にしない。だからといって、私がパフォーマンスを終えて観客の間を通り抜けるときに、私のスカートに手を突っ込み、下着を引っ張って私の性器に触れるような境界線を越える権利はあなた方にはないよね。こんなことされて胸くそが悪くなった。性的暴行の被害者として、私は限りなくフラッシュバックしてしまうし、ショックを受けている」と続けた。
ケラーニは自身も被害者であることから、性的暴行の被害者を長年にわたって支援し、性的虐待や暴行に対して何度も立ち上がってきた。#MeToo運動の最中、2017年に米ビルボードに対し、「私たちは女性であり、生命であり、生命の源です。それは人にとって怖いことだったりもするので、結果的にひどいことになったりしますが、自分がどこから来たのか、何であるのかを忘れないでください。自分の力を忘れないで、どんなトラウマにも自分の力を奪わせてはなりません。言うほど簡単ではないでしょうが、あなたならできます」とコメントしていた。
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