2010/08/30
CHICKENFOOTのフロントマンSAMMY HAGARによると、彼らのセカンド・アルバムには4曲に加えて“7つの新曲”が収録される予定とのことだが、次はいつ全員で顔を合わせられるのかという現実が、現在の彼らにとっての懸念材料となっているようだ。
その障害の原因となると思われるのが、普段はRED HOT CHILI PEPPERS(RHCP)で活動しているドラマーCHAD SMITHのスケジュールだ。RHCPは現在2006年の『STADIUM ARCADIUM』に続くスタジオ・アルバムの曲作りを行っており、いざレコーディングがスタートしてしまうと、SMITHはまったく時間が取れなくなってしまうとHAGARは懸念してるのだ。
「こっちの作業に数週間や数日間加わるだけじゃ十分じゃないし、ちっともCHICKENFOOTのためにはならない。それにRHCPがアルバム制作を終了させたら、今度は1年半ほどツアー漬けになるはずだ。だからCHICKENFOOTとしては、他のドラマーを探すか、CHADを待ち続けるか、そんな状況になってしまう。実にフェアじゃないし、CHICKENFOOTはそんな状態に陥るにしては、あまり素晴らしいバンド過ぎる」とHAGAR。
しかしHAGARとSMITH、そしてギタリストのJOE STARIANI、VAN HALENの創始メンバーでもあるベーシストのMICHAEL ANTHONYの4人は、今の状態にフラストレーションは感じていないそうで、「確かに気にはなっているが、CHICKENFOOTは強制されてやってるバンドじゃない。だからこれが最後のチャンスってわけじゃないし、生活のためにしがみついてやってるバンドでもない。そういうゆったり構えた姿勢が、俺たちはすごく重要だって思ってるよ」とHAGARはコメントしている。
そんなCHICKENFOOTだが、9/10にはカリフォルニア州インディオで、翌9/11にはネバダ州ステートラインでパフォーマンスすることになっている。その後スタジオ入りする計画とのことだが、詳細はまだ“宙に浮いた状態”らしい。
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