2022/12/11
2022年12月7日公開(集計期間:2022年11月28日~12月4日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で、King & Princeの『ツキヨミ/彩り』が111,385枚を売り上げて首位を獲得した。
11月9日にリリースされた『ツキヨミ/彩り』は、初週に614,173枚を売り上げて初登場1位を記録。さらに2週目は32,441枚、3週目は80,306枚、そして当週は111,385枚を売り上げ、2度目のトップに返り咲いた。
11月4日、King & Princeはメンバーの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が2023年5月に脱退することを発表。以降、週間シングル・セールス・チャートでは、King & Princeの作品が急上昇している。本記事では、発表前後のKing & Princeのシングル過去作の販売動向を調査。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/119693/2)は、特に売上増が顕著だった『TraceTrace』(2022年9月14日発売)、『Lovin’ you/踊るように人生を。』(2022年4月13日発売)、『恋降る月夜に君想ふ』(2021年10月6日発売)、『シンデレラガール』(2018年5月23日発売)の直近5週間の販売数のグラフである。
2022年11月9日公開チャート(集計期間:2022年10月31日~11月6日)では、4作合わせて約4,300枚の売上を記録。そして11月16日公開チャート(集計期間:2022年11月7日~11月13日)では、『TraceTrace』が前週比436%、『Lovin' you/踊るように人生を。』が前週比734%、『恋降る月夜に君想ふ』が前週比546%、『シンデレラガール』が前週比172%となる枚数をそれぞれ売り上げた。同4作の中では『TraceTrace』(12,703枚)が最も売上枚数が多く、これは11月9日にリリースされた『ツキヨミ/彩り』とともに、前作である『TraceTrace』も一緒に購入したユーザーが多かったと考えられる。
またグラフで目立つのが、11月30日公開チャート(集計期間:2022年11月21日~11月27日)の『シンデレラガール』だ。同作は同チャートで41,294枚を売り上げ、6位にチャートイン。2018年6月13日公開チャート以来、およそ4年半ぶりにトップ10入りを果たした。『シンデレラガール』は2018年にリリースされたデビューシングルのため、11月上旬時点ではCDショップやECサイトに在庫が少なかったのだろう。11月30日公開チャートのタイミングで在庫が補充されたことが推測できる。
『ツキヨミ/彩り』は、12月7日までの集計で累計セールス87.8万枚を突破。『シンデレラガール』の累計セールス88.9万枚を今にも追い越しそうな勢いを見せている。両作品ともこのまま自身初の90万枚突破を達成できるのか注目だ。
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