2022/12/05
ここ数か月におけるカニエ・ウェストことイェーによる反ユダヤ主義的な発言を受けて、彼にインスパイアされたタトゥーを後悔しているファンに向け、イギリスにあるスタジオが彼にちなんだタトゥーを無料で除去するサービスを提供しているようだ。
先月英ロンドンに拠点を置くNaama Studiosは、カニエの愛称にかけて「Yeezy come, yeezy go(簡単に得たものは、簡単に失える)」という広告をSNSに投稿し、「あなたのカニエのタトゥーを無料で除去します」とキャプションに綴った。
その後、同スタジオはカニエのタトゥーを実際に除去する動画を公開し、その映像にキャプションで「あなたが尊敬する人物からインスピレーションを受けたタトゥーを入れたものの、その人物が不適切な理由で(ニュースの)見出しを飾ることになったら……NAAMAは、あなたに自信を与え、親身になり、ハイテクなタトゥー・クリアリングの体験を提供します。修正を望むようでしたら、私たちがお手伝いします」と述べた。
現地時間2022年12月1日、カニエはオルト・ライトで陰謀論者であるアレックス・ジョーンズのトーク番組『InfoWars』に出演した際、アドルフ・ヒトラーとナチスを称賛したことで物議を醸している。「どんな人間にも存在する価値があります。特に、ヒトラーはそうです」と彼は同番組で述べた。
その後、ジョーンズがナチスを好きでないと指摘すると、カニエは自身の考えを強調していた。カメラがコマーシャル・ブレイクのために引いていく際、カニエが「ヒトラーが好きです」と発言するのをマイクが拾っていた。そしてジョーンズが、カニエが「ちょっとしたヒトラー・フェチなのかもしれない」と言うと、それに対しカニエは「フェチではないです。ただ情報が好きなのです」と述べていた。ジョーンズの不快感にもめげず、「ナチスを表現する際に、“悪魔”という言葉が使われるのが好きではありません」とカニエは語り、「私はユダヤ人が大好きですが、ナチスも大好きなのです」と続けていた。インタビューの後半で、カニエは“愛を促す時です”と宣言し、「私はヒトラーを愛している。ユダヤ民族主義者を愛している」と繰り返していた。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像