2022/11/22
マライア・キャリーによるホリデー・シーズンの定番曲「恋人たちのクリスマス」が、最新の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で25位にランクインした。
米ルミネートによると、「恋人たちのクリスマス」は、集計対象11月11日から17日の最新チャートで、公式ストリーミング数が1,400万回(48%増)、ラジオ・インプレッションが1,150万(234%増)、そしてセールスが1,900(34%増)を記録し、チャートに返り咲いた。1年前の同週となる2021年11月27日付チャートでは、ストリーミング数が1120万回、ラジオ・インプレッションが820万、セールスが2,700で36位をマークしていた。
1994年に発売された「恋人たちのクリスマス」は、2017年12月に初めてHot 100でTOP10入りを果たした。そして2019年12月に1位に到達すると、同ホリデー・シーズンに3週にわたって首位に君臨した。ホリデー・ソングが、Hot 100を制するのは、1958年12月から4週にわたって1位を獲得したザ・チップマンクス with デヴィッド・セヴィルの「ザ・チップマンク・ソング」以来、史上2曲目となった。
そして2020年のホリデー・シーズンに、さらに首位獲得週を2週追加した「恋人たちのクリスマス」は、「ザ・チップマンク・ソング」の記録を抜いて、ホリデー・ソングとして首位最長記録を打ち立てた。翌年2021年のホリデー・シーズンでは3週1位となり、現在までに通算8週の首位をマークしている。
昨年、マライアは長年愛され続けている「恋人たちのクリスマス」について、「この曲を書いたとき、これほどまでに世界に影響を及ぼすとは思ってもみませんでした」と語り、「毎年、多くの人々が私と一緒にこの曲を楽しんでくれていることに感謝でいっぱいです」とコメントしていた。
2019年に、この曲で首位となった際、マライアはHot 100で19曲目の1位を獲得し、ソロ・アーティストとしては史上最多、全体としてはザ・ビートルズの通算記録20曲まであと1曲となった。
さらに、「恋人たちのクリスマス」が2020年1月4日付のHot 100を制した際、彼女は4つの異なる年代(1990年代、2000年代、2010年代、2020年代)で1位になった史上初のアーティストとなった。
また、この曲によってマライアは、自身が保持する最も長い間1位を獲得し続けているアーティストの記録を更新した。1990年8月4日にデビュー・シングル「ヴィジョン・オブ・ラヴ」で1位を獲得して以来、その期間は31年5か月と1週間に及んでいる。さらに1位獲得週の総数は87週目となり、最多記録を打ち立てている。
「恋人たちのクリスマス」は、現在までにHot 100で通算52週チャートインしており、マライアにとって初めて計1年チャートインした曲となった。彼女による2005年のNo.1曲「ウィ・ビロング・トゥゲザー」が、チャートイン総数43週で次点に続いている。
「恋人たちのクリスマス」に加え、ブレンダ・リーの「ロッキン・アラウンド・ザ・クリスマス・ツリー」(41位、ストリーミング数1,140万回、68%増)とボビー・ヘルムスの「ジングル・ベル・ロック」(50位、ストリーミング数1,070万回、68%増)の2曲も今週Hot 100に返り咲いている。なお、2021年1月2日付のHot 100では、週間最多記録となる計39曲のホリデー・ソングがランクインしていた。
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