2013/04/26
ジョージ・クリントンによる伝説のバンド、パーラメント/ファンカデリックで長きに渡りベーシストを務めてきたコーデル・モースン(コーデル・“ブギー”・モースン)が、4月18日に亡くなっていたことがわかった。60歳だった。死因は発表されていない。
1952年10月16日にニュージャージー州プレインフィールドで生まれ育ったモースン。クリントンと初めて出会ったのは70年代初期で、モースンのオリジナル・バンド、ユナイテッド・ソウルを、“Pファンク”を先導するクリントンがプロデュースした時のことだった。その後、モースンはPファンクを音楽スタイルに持った姉妹バンドとともに、70年代から80年代初頭にかけてツアーを回り、アルバムにもいくつか参加した。80年代初頭には、ブーツィー・コリンズのライブ・バンドのベーシストを引き受け、同バンドが活動を休止する1984年まで務めていた。また、1997年にパーラメント/ファンカデリックが“ロックの殿堂入り”を果たした際には、モースンは16人のメンバーのうちの1人だった。
モースンは再結成したパーラメント/ファンカデリックで2011年までパフォーマンスを続けていたが、その年の7月8日、同グループの公式フェイスブックページにて、モースンが入院し“重篤な状態”であると発表された。これが彼の死に関与しているかは明らかにされていない。
ジョージ・クリントンの公式サイトでは、キーボーディストのダニー・ベドロシアンが以下のように述べている。
「リズム、そしてPファンクの感性についてのブーグ(モースン)の知識と理解は無敵だった。パーラメント/ファンカデリックのみんなでブーグの家族に心から祈りを捧げたい。そして、深い悲しみとともに、俺たちの兄弟であり、おじであり、友人であり、先生であり、数少ない信頼のおけるミュージック・マスターに、さようなら」
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