2022/11/18
メアリー・J.ブライジの数々の経歴に“児童文学作家”が近々加わりそうだ。
2022年11月16日にメアリーは自身のインスタグラムを更新し、自身初となる児童書『Mary Can!』が来年ハーパー・コリンズから出版されることを発表した。同書にはメアリーが幼少期に経験した苦楽が反映されているという。
メアリーは「“Mary Can!”は、幼い少女が“自分を信じれば誰だって夢を叶えることができる”ということを証明する、感動的と勇気を貰えるストーリーです」というキャプションを、建物の前でアスファルトにチョークで絵を書いている黒人の少女を描いた同書のカバーアートに添えて投稿した。
「これは自分にとって非常にパーソナルなストーリーで、自分の幼少期、そして大人になってからの経験がもととなっています。“ダメ”や“それはできない”と言われ慣れていましたが、それがモチベーションになっていました」と51歳のメアリーは話し、「この本を通して、子供たちに早い段階から“やりたいことはなんだってできる。達成できることに限界なんてない!”という考えを植え付けたいです」と説明した。
さらに、メアリーは米ピープル誌とのインタビューで「子供たちに“達成できることに限界はない”と知ってほしいです。私の姪や甥がなんだって達成できると思ってくれることを願っています。私は小さい頃に、“君の夢は大きすぎて、大胆すぎて、あまりにも手の届かないところにある”と言われ続けました。“不可能など無い”ということを広める必要があると思います」と語っている。
メアリーの新しい児童書は、2023年に開催される【第65回グラミー賞】の複数部門でノミネートされた直後に発表された。彼女のアルバム『グッド・モーニング・ゴージャス』とその表題曲はそれぞれ<年間最優秀アルバム>と<年間最優秀レコード>のカテゴリーでノミネートされている。また、アンダーソン・パークを迎えた「Here With Me」で<最優秀R&Bパフォーマンス>、「Good Morning Gorgeous」で<最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス>と<最優秀R&Bソング>、そしてアルバム『グッド・モーニング・ゴージャス』で<最優秀R&Bアルバム>の計6部門の候補に挙がっている。
『Mary Can!』は、ハーパー・コリンズから2023年3月28日に発売される。
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