2013/04/25
ジャスティン・ビーバーがドイツ入国時に没収されたペットの猿について、現在保護されている動物園内のアニマル・シェルターから移動させるようビーバーに求められたものの、今もまだシェルターに残されていると同国関税局が4月23日に発表した。
生後17週のオマキザル“モリー”は、ツアー中のビーバーが3月28日にミュンヘンに到着した際、必要書類を持っていなかったためドイツ関税当局に保護された。
保護されて以来、モリーが預けられているミュンヘン動物保護連盟の広報担当がAP通信に語ったところによると、この件についてビーバーのマネージメント会社の代理人とする人物より2通のEメールを受け取っているというが、これが本当にマネージメント会社からのものなのか確認できていないという。確認のEメールにビーバーの代理人から応答がなかったそうだ。
ちなみに最初のメールは、“猿が安楽死させられないようビーバーはいつまでに事務処理をする必要があるのか”という問いだったとのこと。これに同連盟は、ドイツの動物シェルターでは動物達が安楽死させられることはないと返答したという。
また、AP通信が明らかにした2通目のメールには、同シェルターに感謝を述べたうえで、「我々はモリーをドイツの動物園に留まらせることを検討している。モリーが安全に生育できるお薦めの場所を知っていますか?」と綴られており、さらには「改めて、我々はモリーが安全で最良の環境に置かれているのかとても心配している」とも加えられていたという。
関税局によると、ビーバーもしくは彼の委任状を持つ誰かが直接連絡してくるまで、モリーはこのシェルターに留まることになるという。必要書類の提出期限は5月17日とのことで、同日になっても何もない場合、ビーバーはモリーの所有権を失い、ドイツ連邦共和国の所有物となるそうだ。
もしビーバーがモリーを動物園に留まらせることを望むなら、当局は連絡を歓迎するし、いつでも手放すとしている。しかし、恐らくビーバーは、それまで猿を預かることに関してかかった費用と罰金を支払う必要が出てくるとのことだ。
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