2022/11/10
エミネムは、過去に「クリーニン・アウト・マイ・クローゼット」や「マイ・ネイム・イズ」といった楽曲で、母親のデビーに対してかなり辛辣な悪口を言ってきた(2013年の「ヘッドライツ」で謝罪している)。だが彼が正式に【ロックの殿堂】入りを果たした今、親子はようやく和解できたようだ。
デビー・マザーズは、エミネムが2022年11月5日に開催された式典で【ロックの殿堂】入りしたあと、純粋に誇らしげな母親として祝福するメッセージを息子に贈った。11月7日にデビーの友人を名乗る女性が共有した動画で彼女は、「マーシャル(エミネムの本名)、言いたいことがあります。あなたの殿堂入りを祝福せずにこの日をやり過ごすわけにはいきませんでした」と切り出した。
そして、「とても愛しています。あなたがそこに到達できると思っていました。長い道のりでしたね。あなたをとても、とても誇りに思っています。そして、自慢の(孫)娘、ヘイリー・ジェイドのこともとても誇りに思っています。ヘイリー、ポッドキャストよく頑張りましたね、二人に神のご加護を。とても愛しています」と続けた。
1999年にエミネムに対して名誉毀損で1,200万ドル(約17億円)の訴訟を起こし、2年後に2万5000ドル(約370万円)で和解するなど、長年にわたって息子とはぎくしゃくした関係が続いてきたデビーだが、この心温まるメッセージは彼にとって大事な週末の締めくくりにふさわしいものだった。米ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで娘のヘイリーと大舞台に立った彼は、受賞スピーチで異例の出世を果たしたことに言及した。
パフォーマンスのあとにエミネムは、「俺は今夜ここにいないはずだった。理由はいくつかある。一つは、自分がラッパーで、これが【ロックの殿堂】だから。現時点ではまだほんの数人しか殿堂入りしていなくて、まだほんの数人だから」と述べ、「本当に苦労しながらやってきたんだよ、この(ジャンルの)音楽でブレイクするために。ヒップホップ音楽が大好きだから、それをやりながらこの場にいられることがとても光栄だし感謝している」などと語った。
エミネムのプレゼンターは、長年のメンターでプロデューサーのドクター・ドレーがを務めた。彼はエミネムへの信頼を失うことはなく、彼の「生々しく、暗く、ユーモラスな歌詞と、非の打ちどころのないリズムが相まっている」ところを称賛した。
EXCLUSIVE
— BOOK OF SHADY (@BookOfShady) November 7, 2022
Debbie, Eminem’s mom, is very much alive and extremely proud of her son’s induction to the Rock & Roll Hall Of Fame.
This is the heartwarming message she had for Marshall. @Eminem @Rosenberg
(Follow: @EminemBrasil)
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