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2010/08/25 00:00

■EMINEM■ 全米アルバム・チャートで7週目の首位

BILLBOARD 200アルバム・チャートには6作のニュー・エントリーがあったものの、EMINEMの『RECOVERY』(116,000枚)をトップから退けることはできなかった。このアルバムは7週間1位を記録しており、TAYLOR SWIFTの『FEARLESS』が2008年から2009年にかけて11週間トップを記録して以来の成績となっている。

『RECOVERY』は2004年に9週間ナンバーワンを記録したUSHERの『CONFESSIONS』に次ぐ男性アーティストによるヒット作となる。ヒップホップ作品としてはOUTKASTの『SPEAKERBOXXX/THE LOVE BELOW』が2003年から2004年に賭けて7週間1位を保持した記録に並ぶ。

来週はEMINEMもKATY PERRYの『TEENAGE DREAM』に1位の座を譲ることになりそうだ。8/2日にリリースされたこの新作は、週末までに170,000〜20,000枚売れると見られている。元『AMERICAN IDOL』優勝者のFANTASIAの3RDアルバム『BACK TO ME』も150,000〜175,000枚ほどで2位に初登場する見込み。

今週のデジタル・ソング・チャートではLIL WAYNEフィーチャリングDRAKEの「RIGHT ABOVE IT」が225,000件のダウンロードを稼いでナンバーワン。WAYNEにとってこのチャートでの1位は初めてだ。

これにより先週1位だったEMINEMの「LOVE THE WAY YOU LIE」は3位に転落、2位はPERRYの「TEENAGE DREAM」となっている。

BILLBOARD 200に話を戻すと、R&BシンガーのKEMの『INTIMACY』が2位にジャンプアップ。彼の前作,2006年の『KEM II』は最高位が5位だった。

3位はシンガー・ソングライター、RAY LAMONTAGNEの『GOD WILLIN’ & THE CREEK DON’T RISE』。デジタル販売の大きさがヒットにつながった。

4位はベテランIRON MAIDENにとって2枚目のトップ10アルバムとなる『THE FINAL FRONTIER』が初登場。

5位はTRACE ADKINSの『COWBOY’S BACK IN TOWN』が初登場。あと、DAVID GRAYTの『FOUNDING』も9位に初登場した。

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