2013/04/24
故マイケル・ジャクソンの母親キャサリン・ジャクソンが息子の死に関してAEGライブを相手に起こしている訴訟で、男女各6人の陪審員が双方合意のもと決定した。
陪審員は100名以上の候補から選ばれたが、候補者の多くは3か月に及ぶ裁判に出席するのは無理との理由で除外。また、他の候補者は、故マイケルに対して偏見があったり、著名人の訴訟に難色を示したこと、さらにAEGやジャクソン・ファミリーとビジネス上の繋がりがあるなどの理由で免除されたという。
キャサリン・ジャクソン側の弁護団は、マイケルが亡くなったことにより400億ドル(約40億円)の損害を受けた可能性があるとしており、陪審員はこれが妥当かどうかを判断する必要がある。
同訴訟は、【ディス・イズ・イット】コンサートを主催したAEGが、故マイケルの主治医に相応しいかきちんと調査せずにコンラッド・マーレー医師を雇ったとして申し立てられたものだ。マーレー医師は、麻酔薬の過剰投与による過失致死で有罪判決を受けたが、上訴している。
陪審員の選出は、故マイケル本人と彼の家族に対する見解や、数百万ドルが関わる評決についての心情など、候補者が記入したアンケートにもとづいて行なわれた。
今回の民事訴訟での証人は、故マイケルの金銭上のトラブルについてや、AEGが金に困っているマーレー医師をコンサートツアー期間中、月15万ドル(約1500万円)の報酬で雇い、大きな影響力をもって同医師を掌握していたかどうかについて証言を行なう。
マーレーの裁判では、故マイケルが2009年6月25日に50歳で亡くなるまでの生活実態が新たに浮き彫りになるような、金銭面や医療の記録など、民事で採用できる証拠が排除されていた。
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