2013/04/22
ニール・ダイアモンドが4月20日、フェンウェイ・パークで行なわれた野球戦、ボストン・レッドソックス対カンザスシティ・ロイヤルズの8イニング中にグランドに登場し、1969年のクラシック・ヒット曲を感動的な歌声で披露した。
ダイアモンドによる「スウィート・キャロライン」(米ビルボード・チャート“Hot 100”4位を記録)の熱唱は、会場にいた3万5千人の大合唱を呼び、曲の終わりには“U・S・A”の掛け声が巻き起こった。
レッドソックスのアンセムとして採用され、2002年以来全てのホームゲームの第8イニングで演奏されている同曲は、15日に起きたボストンマラソン爆破事件の惨事によって影響を受けた人々への慰めの意味を込め、全米のスポーツイベントで鳴り響いた。
72歳のニール・ダイアモンドは18日の“ロックの殿堂入り”授賞式にて、「私にとって音楽は、楽しい時も悲しい時も人々に安らぎを与える手段だ。今回のような悲劇には言葉もないが、もし人々が音楽に癒しを見出せるのであれば、それこそが私がこの50年間音楽をやり続けている理由さ。私の想像してきたものを超越しているよ」とロサンゼルス・タイムズに話している。
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