2022/10/04
2022年10月2日、カニエ・ウェストことイェーが【パリ・ファッション・ウィーク】で披露された、バレンシアガの2023年夏コレクションのランウェイに登場した。
ディストピアをテーマとしたランウェイに一人目のモデルとして登場したカニエは、泥の中を黒いパーカーと同色のバレンシアガの野球帽を着用していた。その上にオーバーサイズのセキュリティ・ジャケット、ダボッとしたレザー・ジーンズを重ね、口にはバレンシアガのロゴが入ったマウスガードを入れていた。
何年も前からカニエは歌詞に高級ブランドの名前を取り入れたり、自身がプロデュースするブランドYEEZYを立ち上げたり、GAPやaddidasとのコラボを展開してきたが、大手ブランドのランウェイを実際に歩くのは今回が初めてとなる。
カニエの元妻であるキム・カーダシアンは3か月前、同じくパリで開催された別のショーで、デュア・リパ、ニコール・キッドマン、ナオミ・キャンベル、そしてベラ・ハディッド等と共にバレンシアガのクチュール・コレクションのモデルを務めていた。
カニエは、今年9月に米TV番組『グッド・モーニング・アメリカ』と行ったインタビューで、キムに対して公に、“離婚後、ピート・デヴィッドソンとの交際中に彼女にストレスを感じさせてしまったこと”を謝罪した。また同インタビューでカニエはGAPとの決裂、そして大統領選への再挑戦などについても語った。前回、失敗に終わった2020年の大統領選への挑戦で、カニエは友人のジョン・レジェンドと疎遠になっている。
つい先日“本を読んだことがない”と認めていたカニエはほかに、米カリフォルニア州シミ・バレーに開校したばかりの教育機関ドンダ・アカデミーの発展にも前向きだ。
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