Billboard JAPAN


NEWS

2022/09/22

ぜったくん、初のフルアルバム『Bed in Wonderland』を体現するワンマンライブ【WAKE WE UP!!!】大成功

 柔らかくポップでチャーミングな音楽性とキャラクターで人気急上昇中、町田で生まれ育った新進気鋭のラッパー&トラックメーカー・ぜったくん。自身初のフルアルバム『Bed in Wonderland』をリリースしたばかりの彼が、9月16日に恵比寿LIQUIDROOM、18日に心斎橋 Music Club JANUSにてワンマンライブ【WAKE WE UP!!!】を開催した。

<友達がはしゃいでんなぁぐらいな感じで見守って頂けたら>

 豪華バンドメンバー(SUKISHA(b)、久保佑太(dr)、タケウチカズタケ(key)、KO-ney(mpc)、キミカ(cho))に「3! 2! 1! Z in the House!」とステージへ誘われたぜったくんは、冒頭からゴキゲンな様子でオーディエンスをまったり煽りながら「レンタカー」から始まり「WAKE me UP!!! feat. はんにゃ金田哲」「Midnight Call feat. kojikoji」と、アルバム『Bed in Wonderland』の世界を体言。そして「今日はワンマンライブ【WAKE WE UP!!!】へご来場ありがとうございます。みんな起きてくれ! という意味で【WAKE WE UP!!!】というタイトルにしたんですけど、みんな起きれてよかったなぁ。今日はいっぱい楽しいことがこれから起きます。みんなが想像する楽しいことと絶対一致すると思うんで、ぜひ最後まで楽しんでいって下さい」とご挨拶。

 自身のレギュラージオ番組『ぜったくんのNiGHT SHiFTER』でよく披露している、飲料水を飲んでいる喉の音を「ごくっ!」と生でお届けしつつ、引き続き「なんて日だ」「orange juice」「Man Say Bien」と最新アルバムの収録曲たちも生でどっぷり体感させていくのだが、KO-ney(mpc)と「ソロ対決を挑みたいと思います!」とプレステーション4のリモコンを改良した楽器でゲームサウンドを軽快に響かせる場面も。それを楽しげに体を揺らしながら堪能していたファンのみんなへ「こんなに来てくれるということは本当に有難いことでして。いろいろある状況下であるにも関わらず、遠方からもいっぱい来てくれて……本当にありがとうございます! 友達の家に遊びに来た感じで、ここ(ステージ)をベッドだと思ってもらって、友達がはしゃいでんなぁ──ぐらいな感じで見守って頂けたらなと思います」と告げると、最新アルバムの中でも結構好きな曲と言って、ぜったくんの恋愛体験をモチーフにした「Baby」を切なく愛らしく届けていく。

<日々は止まることなく続いていきますね。本当に無常なもんで>

 そして「「Baby」みたいな日々が皆さんにもあると思いますけど、日々は止まることなく続いていきますね。本当に無常なもんで。そんな中でさ、ちっちゃな幸せみたいなモノを見つけられたら、それだけでも幸せだと思うんですよね。暗いときに書いた曲なんだけど、そんな中から幸せを掴んでいく歌をお届けします」と「sunday sunday」を。さらには、各界で絶賛されている女性アーティスト・さとうもかとのドリーミーなデュエット曲「sleep sleep」を披露し、そこにいるすべての人々の日常をホープフルに彩っていき、音楽に対しての愛を表現したラブソング「amy」と夜の東京を駆け抜けていくキラーチューン「NiGHT SHiFTER」では、会場を圧倒的な開放感と多幸感でいっぱいにしていった。そんな音楽に誰もが夢中になって遊んでいたもので、ぜったくんも「え、もう後半に折り返している。ちなみに、あと4曲です」とライブが佳境に入っていることに驚き、「え、イヤ!」と動揺(笑)。

 それでも、今以上の幸せをみんなと共有するべく「味噌つけてキュウリ食べたい」に始まり、kou-keiと共にお祭りムードを生み出していった「温泉街」、いろんな世界線がある中でここに集まれたみんなとの喜びを分かち合う「Parallel New Days」と畳み掛け、最後は「みんなでビュンビュン飛んでアガっていきましょう!」と「ビュンビュン逃飛行」でこの日いちばんの笑顔を会場中に咲かせてみせた。

<職場とか学校とかでも優しいって言われてるでしょ?>
 
 鳴り止まないハンドクラップに応えて再登場したぜったくんは「ちょっと早いけどねぇ」と笑いながら、ゴキゲンモードが全開まで振り切れたバンドメンバー&オーディエンスたちとクリスマスソング「Gaming Party Xmas」を披露。今日から年末までずっとたのしいクリスマスムードで暮らしていけそうなグルーヴを生み出すと、「本当に本当に本当に最後の曲でございます。みんな優しいな。職場とか学校とかでも優しいって言われてるでしょ? すごく良い一体感です。この曲でお別れしたいと思います。ありがとう!」とラストソング「Catch me Flag!!? feat. SUKISHA」へ。みんなではしゃぎながら、ぜったくんいわく「今まででいちばん最高のジャンプ」を繰り広げながら、終始隙間なくハートフルすぎるワンマンライブ【WAKE WE UP!!!】の幕を閉じた。

 なお、同公演のプレイリストが各配信サイト(https://lnk.to/WAKEWEUPTT)にて公開されているので、ライブに参加できた人もそうでない人もチェックして、この最高の夜をぜひ追体験してみてほしい。

取材&テキスト:平賀哲雄 

◎ワンマンライブ【WAKE WE UP!!!】
2022年09月16日(金)東京・恵比寿LIQUIDROOM セットリスト:
01.レンタカー
02.WAKE me UP!!! feat. はんにゃ金田哲
03.Midnight Call feat. kojikoji
04.Bad Feeling
05.なんて日だ
06.orange juice
07.Man Say Bien
08.Baby
09.sunday sunday
10.sleep sleep feat. さとうもか
11.amy
12.NiGHT SHiFTER
13.味噌つけてキュウリ食べたい
14.温泉街 feat. kou-kei
15.Parallel New Days
16.ビュンビュン逃飛行
En1.Gaming Party Xmas
En2.Catch me Flag!!? feat. SUKISHA

◎リリース情報
デジタルアルバム『Bed in Wonderland』
2022/08/31 RELEASE

ぜったくん その他の画像・最新情報へ

関連商品

Bed TriP ep
ぜったくん「Bed TriP ep」

2020/03/04

[CD]

¥1,760(税込)

Bed TriP ep
ぜったくん「Bed TriP ep」

2020/03/04

[CD]

¥1,760(税込)

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    櫻坂46、躍進した2024年の集大成を魅せたグループ4周年ライブでZOZOマリン史上最大となる72,000人を動員

  2. 2

    【米ビルボード・アルバム・チャート】ATEEZ『GOLDEN HOUR : Part.2』首位、リンキン・パーク/JINがTOP5デビュー

  3. 3

    【深ヨミ】アンジュルム『初恋、花冷え/悠々閑々 gonna be alright!!』の販売動向を過去作と比較

  4. 4

    和楽器バンド、活休前最後のツアーが開幕 10年分の感謝をこめた渾身のステージ

  5. 5

    JO1、ワールドツアー開催を発表「ここから世界に羽ばたいていきます」

HOT IMAGES

注目の画像