2013/04/17
クインシー・ジョーンズは4月13日、自ら“神聖なる双子”と呼ぶマイケル・ケインと共に、80歳の誕生日をラスベガスのMGMグランド・ホテル&カジノで行なった。
この豪華な祝宴は、世界中で数回にわたり催されるバースデー・セレブレーションの第1弾で、クリーブランド病院にあるルー・ルーヴォ脳健康センターのためのチャリティ・イベント【第17回パワー・オブ・ラブ・ガーラ】を兼ねて行なわれた。
有名人が大勢集まったこの催しは、ボノによるプレディナーショーで始まり、ディナーの後には、ジェニファー・ハドソン、ハービー・ハンコック、カルロス・サンタナ、スヌープ・ライオン、ジョーダン・スパークス、パティ・オースティン&ジェイムス・イングラム、スティーヴィー・ワンダー、そして素晴らしい「アルフィー」をケインに捧げたチャカ・カーンらにより、ジョーンズとケインのストーリーを追ったライブが開催された。
また、ワンダーが聴衆をリードして「ハッピー・バースデー」を歌うと、共に3月14日生まれのジョーンズとケインは、お礼のコメントをするために登壇。ジョーンズが「今夜チャリティを催すことができたのを誇りに思う」と話すと、ケインは「生きて、笑って、愛して、そして与えるのが人生。私とクインシーは伝説と呼ばれているが、真の伝説はクリーブランド病院だ」と続けた。
なお、締めくくりはウィル・アイ・アムのリードで当日の出演者による「ウィ・アー・ザ・ワールド」が披露された。
ちなみに同夜のディナーは、有名なシェフ、ゴードン・ラムゼイの指揮により“ローストビーフ・ウェリントン”をメインディッシュにしたコースが振舞われ、お皿ごとに違ったワインが提供されたという。
次回のジョーンズのバースデー・セレブレーションは、7月21日の【モントルー・ジャズ・フェスティバル】にて行なわれ、そこでは亡き友でフェスティバル創設者のクロード・ノブスと共に表彰されることになっている。その3日後、ジョーンズとケインはロンドンの王立オペラ劇場で再びパーティを開催。7月31日と8月1日には東京にて、今は亡きコンサート・プロモーター、タッツ・ナガシマの息子で日本の音楽界の重役、トム・ナガシマとバースデー・パーティ最終日を迎える。
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