2022/09/05
9月23日から全国順次公開されるドキュメンタリー映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』より、ジョン・レノンが歌う「ディア・プルーデンス」が作られたアシュラム(僧院)の一室を、監督が再訪する本編映像がBillboard JAPAN独占で解禁された。
映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』は、ザ・ビートルズの名盤『ザ・ビートルズ』(通称“ホワイト・アルバム”)を生んだインド滞在期の彼らと奇跡の8日間を過ごしたポール・サルツマン監督によるドキュメンタリー作品。1968年2月、ザ・ビートルズはガンジス川のほとりにいた。この時、心の声の導きでこの地を訪れたひとりの青年がいた。現在、映像制作者として活躍するサルツマン監督だ。
超瞑想体験をもたらす師マハリシのアシュラム(僧院)には、ザ・ビートルズだけでなく、女優のミア・ファローと妹のプルーデンス・ファローも滞在していた。
ホワイト・アルバムに収められたジョン・レノンの名曲「ディア・プルーデンス」は、瞑想体験に夢中になり部屋に引き籠もってしまったプルーデンス・ファローに向け、閉じこもってばかりいないで部屋から出ておいでと歌いかける曲。外は快晴、部屋から出て青空の下で遊ぼうと優しく歌うジョンの声が印象的な曲だ。
その「ディア・プルーデンス」創作の現場となったアシュラムの一室の現在の姿が、今回解禁された本編映像で垣間見られる。
サルツマン監督は、ザ・ビートルズ研究の第一人者であるマーク・ルイソンとともに、現在はファンの聖地となっている“ビートルズ・アシュラム”を訪れ、超越瞑想の教師リチャード・ロスに当時彼らが滞在していた部屋を案内される。「どれが誰の部屋です?」の問いかけに、「プルーデンスの部屋があちらで ジョージがあの部屋でした。あそこがポール。ジョンは確かこの角の部屋で マイク・ラヴとドノヴァンがこちら側です」とリチャードが部屋を指し示す。
当時を懐かしむサルツマン監督の隣のルイソンは、名曲誕生の場を目の当たりにし興奮を隠せない。「「ディア・プルーデンス」は彼女に“出ておいで”と歌いかけた場所について“ドア越しに”とか“対面で”などの説がある。だが部屋はここか」と感慨深く部屋を見つめる。また、映像はザ・ビートルズの巨大な壁画前でのヨガ教室も映し出しており、聖地の貴重な映像となっている。
◎作品情報
映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』
配給:ミモザフィルムズ
9/23(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー
監督・脚本・製作:ポール・サルツマン
ナレーション:モーガン・フリーマン
製作総指揮:デヴィッド・リンチ
(c) B6B-II FILMS INC. 2020. All rights reserved
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