2022/09/01
クルアンビンとマリのギタリスト、ヴィユー・ファルカ・トゥーレが、ヴィユーの亡き父でギタリストだったアリ・ファルカ・トゥーレを称えたコラボレーション・アルバム『アリ』から「Tongo Barra」を公開した。マリのソンガイ語で歌われる6分近い楽曲で、ファースト・シングル「Savanne」に続く『アリ』の核となる楽曲となっている。
アリ・ファルカ・トゥーレは、アフリカが生んだ最も影響力と才能のあるギタリストの一人として知られている。アリのサウンドは、彼が愛してやまないマリのトラディショナルな音楽スタイルとブルースの要素を融合させたもので、地元の言語であるソンガイ語、タマシェク語、フラニ語、バンバラ語で歌われる。後に、彼のスタイルは、今では“デザート・ブルース”としてよく知られる画期的な新ジャンルを生み出し、【グラミー賞】を3回受賞している。広くリスペクトされており、アフリカのジョン・リー・フッカーとも呼ばれるようになった。
アルバム『アリ』で演奏された曲は、ヴィユーのお気に入りで、ライ・クーダーが参加した「Diarabi」のような有名曲から「Alakarra」のような無名の曲まで、アリのキャリアのさまざまな部分を表現している。
ヴィユーは、「アリがこの世にもたらした愛を伝えるアルバムとしたい。私が彼に、そして、クルアンビンが彼の音楽に注いでいる愛について。古いものに愛情を注ぎ、再び新しいものにするということだ」と、今回のコラボレーションについて語っている。また、クルアンビンは、「私たちは、アリの人生と作品に敬意を表して、このアルバムを作った。より多くの人がアリの音楽的遺産を知るきっかけになることを願っている」と付け加えている。
◎リリース情報
アルバム『アリ』
ヴィユー・ファルカ・トゥーレ&クルアンビン
2022/9/23 RELEASE
DOC274JCD
<トラックリスト>
1. Savanne
2. Lobbo
3. Diarabi
4. Tongo Barra
5. Tamalla
6. Mahine Me
7. Ali Hala Abada
8. Alakarra
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