2022/08/29
エルトン・ジョンとブリトニー・スピアーズがコラボレーション曲「ホールド・ミー・クローサー」をリリースした。
最初の“種”が蒔かれたのは、2014年に開催された【第22回エルトン・ジョン・エイズ基金アカデミー賞ビューイング・パーティー】で2人が初めて出会ったときだ。その後2015年にブリトニーがエルトンの1971年の名曲「可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)」(原題:Tiny Dancer)が大好きだとTwitterでつぶやいたことが、2人のコラボレーションというアイディアに火をつけた。
その少し前、シングルの最初のカッティングを聴いたエルトンには、曲に命を吹き込むのに最適な声は、聴けばすぐに彼女だとわかるブリトニーのヴォーカルしかないとわかっていた。そこでエルトンはブリトニーに直接コンタクトを取り、ブリトニーはイエスと即答した。こうして出来上がった「ホールド・ミー・クローサー」は、ブリトニーにとって2020年(バックストリート・ボーイズとコラボした「マッチズ」)以来となる新曲だ。
エルトンは「ブリトニー・スピアーズと仕事ができたことに大興奮してるよ。彼女は真のアイコン、史上最高のポップスターの一人だ。素晴らしい歌を披露してくれた。彼女のことが心から大好きだし、2人で曲を作れたことをとても嬉しく思う」と話している。
そしてブリトニーは、「あのサー・エルトン・ジョンから、彼の曲、しかも彼の最も象徴的な楽曲に参加してほしいと言ってもらえて、すごく光栄でした。ファンの皆さんに聴いてもらうのが本当に楽しみ。エルトン、ありがとう!あなたと仕事ができたこと、あなたが伝説であるゆえん、その精神に触れられたことを心から感謝しています」とコメントしている。
「ホールド・ミー・クローサー」は、アンドリュー・ワット(エルトン最新作『ロックダウン・セッションズ』の数曲、エディ・ヴェダー、ポスト・マローン、ジャスティン・ビーバー他のプロデュースで知られる)のプロデュースにより、エルトンの最も代表的なヒット「可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)」を現代に甦らせ、さらに「ザ・ワン」、「恋のデュエット」という彼の伝説のカタログからの名曲の要素を加えた1曲だ。
「可愛いダンサー(マキシンに捧ぐ)」は 1971年のスタジオ・アルバム『マッドマン』に収録され、シングル・リリース時は米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”トップ50入りした。今も人々から最も愛されるエルトン曲の一つであり、トリプル・プラチナ・セールスを達成している。
エルトンの曲のグローバル・ストリーミング再生数では「ロケット・マン」、「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」に次ぐ3位で、キャメロン・クロウ監督による2000年の映画『あの頃ペニー・レインと』の印象的なシーンで用いられたことがきっかけで人気が再熱した。今なおファンからの高い支持を集めるこの曲は、記録破りのワールド・ツアー【Farewell Yellow Brick Road Tour】でも披露されている。
◎リリース情報
シングル「ホールド・ミー・クローサー」
エルトン・ジョン&ブリトニー・スピアーズ
2022/8/26 DIGITAL RELEASE
https://umj.lnk.to/EltonJohn_hmc
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