2022/08/23
今年5月にツアーに復帰して以来、数々の新曲をライブで演奏してきたザ・ナショナルが、そのうちの1曲である「Weird Goodbyes feat. Bon Iver」をリリースした。
ボン・イヴェールのフロントマンとして知られ、これまでもスタジオやステージで共演してきた盟友ジャスティン・ヴァーノンとの美しいハーモニーが実現した同曲のリリック・ビデオも同時公開されている。
ザ・ナショナルのリード・シンガー、マット・バーニンガーは、メンバーのブライス・デスナーがオーケストレーションを担当した、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラのストリングスを背負ったこの曲について、「過去を手放して前に進み、その後で考え直して途方に暮れるという曲」と語っている。
またシングルの制作過程について、アーロン・デスナーは、「この曲は、僕らが最初に作った新曲のひとつなんだ。いつものようにドラムマシンの使い方を間違えていたら、偶然見つけたこのビートが頭にこびりついてしまって、それを軸に曲を作っていったんだ。無邪気さと喪失感を嘆き、どうしても抜け落ちてしまう思い出や感情を持ち続け、奇妙な別れの中で誰もが苦しむ悲しみを歌っているマットのメロディと言葉は、最初からとてもエレガントで感動的だった」と話している。
さらにブライスは、「なんとなくこの曲には僕らの友人ジャスティンの声とハートが最初から聞こえてきたんだ。彼にこの曲を送ったら、彼の心を動かし、マットと一緒に力強く歌ってくれたんだ」と説明している。
◎リリース情報
シングル「Weird Goodbyes feat. Bon Iver」
配信中
https://thenational.ffm.to/weirdgoodbyes
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