2010/08/13 00:00
8/12(木)の晩、ニューヨークのラジオ・シティ・ミュージック・ホールで“NIKE WORLD BASKETBALL FESTIVAL”が幕を開け、ブルックリン出身の大物ラッパーJAY-Zが30分に渡って熱唱。「DIAMONDS ARE FOREVER」、「RUN THIS TOWN」、「HOVI BABY」、「CAN I LIVE」など、新旧のヒット曲の数々をパフォーマンスした。
この晩、黒い服に身を包みフル・バンドを従えて登場したJAY-Zは、「俺の持ち時間はわずか20分だ。だから皆が熱くなるまで待ってるなんていう悠長な時間はないぜ」と観客に呼びかけるや否や、早速オープニング・ナンバーの「HOVI BABY」をパフォーマンス。そして続くナンバー「RUN THIS TOWN」では、その晩ニューヨークでそれぞれ別のイベントでホストを務めていたRIHANNAとKANYE WESTを欠いたまま、JAY-Zひとりでのパフォーマンスを敢行。オーディエンスに向かって2人の不在を埋めるべく、「前列から後方まで、皆で一緒に歌ってくれ」と呼びかけていた。
続いて「DIAMONDS FROM SIERRA LEONE」のピアノの音色が聞こえてくると、JAY-Zは有名なフレーズ“I'm not a businessman, I'm a business, man, so let me handle my business, damn.”を声高に叫び、最近ALICIA KEYSとのハネムーンを終えたばかりのSWIZZ BEATZが加わり「ON TO THE NEXT ONE」を熱唱。SWIZZ BEATZは白の革ジャケットを興奮しているオーディンスに向かって放り投げ、続いてMEMPHIS BLEEKが登場して「U DON'T KNOW」のパフォーマンスへとつなげた。
JAY-Zは「今日は子供たちも大勢来ているようだから、なるべくフレンドリーに行くぜ」と語りかけ、子供たちには耳栓をするよう促したのち、「99 PROBLEMS」のつんざくようなギター音がスピーカーから炸裂。終盤ではデビュー・アルバムから「DEAD PRESIDENTS II」と「CAN I LIVE」、「REASONABLE DOUBT」、そして最近のヒット曲「ALREADY HOME」、さらにはこの晩にピッタリ過ぎるほどハマったナンバー「EMPIRE STATE OF MIND」をパフォーマンスしていた。
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