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2022/07/23 11:00

ジェニファー・ロペスがベン・アフレックと結婚、ジャスティンがツアー再開、スリップノット新AL発売:今週の洋楽まとめニュース

 今週の洋楽まとめニュースは、ジェニファー・ロペスに関する話題から。現地時間2022年7月17日、ジェニファーは『One the JLo』のメーリング・リストに登録しているファンに米ラスベガスで俳優のベン・アフレックと結婚したことを報告した。

 婚約してから数か月経過したジェニファーとベンは、米ネバダ州で結婚許可証を先週末に取得。結婚式のスナップ・ショットを掲載したニュースレターで、彼女は「私たちはやりました」と発表し、「愛は美しい。愛は優しい。そして、愛は忍耐強いということがわかりました。20年間の我慢です」と述べた。

 ジェニファーは、「まさに私たちが望んでいたことです。昨夜、私たちはラスベガスに飛行機で到着し、他の4組のカップルとともに許可証の列に並びました。私たち全員が世界の結婚の中心地へ同じように旅をしてきたのです。私たちの後ろでは、2人の男性が手をつないで抱き合っていました。私たちの前の若いカップルは、彼らの娘の2歳の誕生日にビクタービルから車で3時間かけて来ていました。私たち全員が同じことを望んでいました。世界が私たちをパートナーとして認め、古代からほぼ世界共通のシンボルである結婚を通じて世界に愛を宣言することです」と2人の1日を表現した。

ジェニファー・ロペス、ベン・アフレックと米ラスベガスで結婚


 2022年7月19日、ラムゼイ・ハント症候群の診断により、【ジャスティス・ワールド・ツアー】の複数の公演を延期していたジャスティン・ビーバーが、同ツアーを再開することが公式SNSで発表された。ツアーの公式アカウントによる投稿では、7月31日にイタリア・ルッカで開催される【ルッカ・フェスティバル】で再びツアーが行われることが説明され、キャプションには「!!#ジャスティス・ツアー!! @justinbieberが7月末にツアーを再開します……元気になって嬉しいです。そして、ステージにいるJBに会うのが待ち遠しい!#BIEBERISBACK」と綴られている。

 6月上旬、ジャスティンは、水ぼうそうと同じウイルスによって引き起こされる疾患であるラムゼイ・ハント症候群と診断されたことを動画で明らかにした。彼は顔面麻痺を患い、合併症による難聴のリスクもあった。そのため、パフォーマンスができず、6月と7月に予定されていたカナダ・トロント、米ワシントンD.C.、ニューヨーク、ボストンなどの14公演に影響が出た。

ジャスティン・ビーバー、【ジャスティス・ワールド・ツアー】の再開を発表


 スリップノットが、ニュー・アルバム『ジ・エンド・ソー・ファー』を2022年9月30日にリリースすることを発表し、収録曲「ザ・ダイイング・ソング(タイム・トゥ・シング)」が解禁された。

 ボーカルのコリィ・テイラーの歌声のみで始まる新曲は、いきなり激しいシャウトや楽器の演奏が響き、ヘヴィな楽曲に展開していく。同時に公開となったミュージック・ビデオは、メンバーであるショーン・“クラウン”・クラハンがディレクションを手掛けている。

 今作について、クラウンは、「新しい音楽、新しいアート、そして新しいはじまりだ。終わりの準備をしておけ」と語っている。

スリップノット、3年ぶりのAL『ジ・エンド・ソー・ファー』からヘヴィな新曲解禁


 さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、ハリー・スタイルズの「アズ・イット・ワズ」が10週目の首位を獲得した。4月16日付で1位に初登場してから今週(7月23日付)まで、非連続で通算10週目の首位を獲得した「アズ・イット・ワズ」だが、デビューから15週間連続でTOP2にランクインしている。Hot 100の集計が始まった1958年8月4日以降、首位獲得週が10週を超えたのは「アズ・イット・ワズ」が史上42曲目で、1位を獲得した1,138曲中わずか4%の快挙となる。

 主要チャートでは、今週7,410万回を記録してエアプレイ・チャートで3位、1,810万回を記録してストリーミング・ソング・チャートでは6位をそれぞれキープ。売上は5,000に5%減少したが、全体数が低いためデジタル・ソング・セールス・チャートでも11位から6位にTOP10復帰を果たした。なお、これまでにエアプレイでは4週、ストリーミングは2週、セールス・チャートでは1週それぞれ1位を獲得している。

【米ビルボード・ソング・チャート】ハリー・スタイルズ「アズ・イット・ワズ」通算10週目の1位


 そして、アルバム・チャートでは、バッド・バニーの『Un Verano Sin Ti』が3週連続、通算5週目の首位を獲得した。これで、1位に初登場した5月21日付から今週(7月23日付)までの10週間、すべての週で10万ユニットを突破し、初登場からの連続記録としては、2016年5月21日付から7月23日付までの同10週で10万ユニットを突破したドレイクの『ヴューズ』以来、約6年ぶりの記録を更新した。

 初登場から10週連続でTOP2をキープしたのは、2021年1月23日付から3月27日付まで10週連続で1位を獲得したモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』以来の快挙で、過去1年間で首位獲得週が5週を上回ったのは、その『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』(10週)、オリヴィア・ロドリゴの『サワー』(5週)、ドレイクの『サーティファイド・ラヴァー・ボーイ』(5週)、アデルの『30』(6週)、映画『ミラベルと魔法だらけの家』のサウンドトラック(9週)に続く6作目、2022年にリリースされたアルバムとしては初となる。

【米ビルボード・アルバム・チャート】バッド・バニー『Un Verano Sin Ti』通算5週目のNo.1、ブレント・ファイヤズが2位に続く


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