2022/07/24
2022年7月20日公開(集計期間:2022年7月11日~7月17日)のBillboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で、なにわ男子の『1st Love』が722,777枚を売り上げて首位を獲得した。
『1st Love』は、なにわ男子にとって初となるアルバム作品。デビュー曲「初心LOVE」や関西ジャニーズJr.時代の楽曲「ダイヤモンドスマイル」を含む全14曲が収録されている。同作は初週で722,777枚を売り上げ、BTSの『Proof』の初週売上497,492枚を抜いて、今年度アルバム・セールスの最多初週売上を更新した。
本記事では『1st Love』の販売動向を調査する。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/114537/2)は、『1st Love』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なアルバムと比較するため、2022年に販売されたアルバムの地域別販売比率を全アルバムとしてグラフに追加している。
『1st Love』と全アルバムのグラフのなかで、最も差が大きかった地域が関東だ。全アルバムが41.8%なのに対し『1st Love』は34.5%と4割を下回った。関東の代わりに割合が大きくなっているのが近畿で、全アルバムが15.1%なのに対し『1st Love』は18.9%と、一般的なアルバムを3.8%も上回る数値となっている。
そのほかの地域を見てみると、中部が全アルバム比+1.4%、九州が+1.0%、四国が+0.9%と、主に西日本での支持の強さがうかがえる結果となった。これらの地域での増加傾向は、1stシングル『初心LOVE』(2021/11/12リリース)から2ndシングル『The Answer/サチアレ』(2022/4/27リリース)でも見られ(参考:【深ヨミ】ハーフミリオン越えで2作連続首位獲得、なにわ男子の地域別の販売実績を調査│https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/111784/2)、順調に全国各地にファンベースを広げていることが推測できる。
強いて言えば、関東、東北、北海道は一般的なアルバムの割合を下回っているため、東日本ではまだまだ人気拡大の余地があると言えるだろう。なにわ男子は、昨日23日から『1st Love』を引っ提げた全国ツアーをスタートしており、ライブでの楽曲披露が本作のさらなるセールス増に結びつくのか注目だ。
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